タイトル 地底旅団ROVER元老院第418回CAVING
サブタイトル SRT訓練 at 日立市・大久保の風穴
分 類 合同・訓練ケイビング
入洞洞窟 大久保の風穴(風穴鍾乳洞)
日 程 2025年1月15日(水)〜16日(木)
参加者 矢島、後藤聡、中込幸子(以上、東京スぺレオクラブ) 以上3名
2024年12月のUZUME計画穴の原溶岩洞穴調査支援(地R元第415回CAVING)に参加した矢島のスキル不足を見かねた後藤氏@東京スぺレオクラブにより、初心者向けSRT講習を目的として企画された。具体的な訓練内容は、矢島の基礎訓練、中込氏@東京スぺレオクラブのリギング訓練とオンロープレスキュー訓練である。


15日9:10、国道1号と首都高速道路、常磐自動車道の渋滞に全て巻き込まれた矢島が若干遅刻。ローソン 日立末広町五丁目店に集合。昼食購入。
中込さんと矢島は初めましての挨拶・・・と思いきや、日本洞窟学会第50回大会・佐野市葛生大会(地R元第414回CAVING)でお会いしていたことに互いに顔を合わせて気が付く。

9:40、「大久保の風穴」付近の駐車スペースにて入洞準備。矢島は後藤商店で購入したAdventure Vertical製ケイビングハーネスを初装着。
以前は鬱蒼としていた左岸の斜面にはピンクテープのマーキングが増えており少し人の手が入っていることに気が付く。開発の目的は不明。

10:10、入洞開始。

10:30、「六畳の間」で荷物整理。前回(地R元第379回CAVING)訪れた際に掛かっていた梯子は朽ち果て、代わりに東京スぺレオクラブのロープが残置されており、同団体が頻繁に活動を行っていることが分かる。
中込さんはリビレイ通過練習用ラインと、オンロープレスキュー練習用ラインのリギングに取り掛かる。

11:30、矢島は残置ロープとリビレイ通過練習用ラインを使い、基本動作の確認と指導を後藤さんから受ける。はじめはぎこちなかったものの、ハーネスを変えたこともあり、一通りの動作がこなせるようになった。
中込さんは久々のリギングということもあり、オンロープレスキュー練習用ラインの設置に苦戦。時間の制限もあるので翌日に回すことにし、「八畳の間」からの第1〜3ピッチのリギングにとりかかる。

14:30、第1〜2ピッチのリギング完了。第3ピッチのリギングも試みたものの、コキクガシラコウモリの群塊があったために今回は諦めたとのこと。
矢島・後藤さんも下降し、3人でしばし談笑。ロープからフローラルの芳香が漂っているような気がし、お2人に確認すると、東京スぺレオクラブの木崎氏が柔軟剤で洗った可能性が高いことが判明。確かに柔らかく、下降機をするすると流れる感触であった。

15:30、登り返す際に矢島がスタック。原因は登っている最中にディッセンダー(シンプル)のカラビナにショートカウズテールが引っ掛かり、ハンドルアッセンダーに荷重がかかったためである。中込さんにハンドルアッセンダーをデリバリーしていただき、チェンジオーバーして事なきを得る。

17:50、出洞。

18:20、ホテルルートイン日立多賀へチェックイン。

18:40、ホテルから徒歩3分ほどの場所にある「居酒屋 歩」にて3人で夕食をとる。
お酒も飲みつつ、緊張もほぐれて和やかに談笑。中込さんが洞窟にハマったきっかけの活動だという第52次内間木洞調査委員会プロジェクト(地R元第168回CAVING)の集合写真を見せていただき、先輩ケイバー方の当時の姿に驚いたり納得したり。

22:00、ホテルに戻りそれぞれの部屋にて就寝。
16日8:00、ロビー集合。チェックアウト。

8:15、ローソン 日立末広町五丁目店にて昼食購入。

8:40、入洞開始。

9:00、矢島はひとまず「六畳の間」の練習用ラインで昨日の復習。中込さんは前日に断念したオンロープレスキュー用ラインのリギングに再挑戦。
矢島はしばらくリギングを見学しながらロープウォーキングシステム練習の後、第1〜2ピッチへ移動して練習。後藤さんは中込さんと矢島の元を行き来して監督。

11:30、中込さんのリギングが完了。「八畳の間」(後藤さんと中込さんは"ごはんスポット"と呼んでいた)で全員合流して昼食。

12:10、トラバースラインを使い上層にアクセスして偵察。 奥へ進むと二次生成物が発達している美しい空間があり、「大久保の風穴」らしか らぬ雰囲気。落書きのポエムなど鑑賞して楽しむ。

13:00、各自練習時間。矢島はロープウォーキングシステムを自主練。中込さんと後藤さんはオンロープレスキューの練習に励むが中々成功しない。

15:00、ついに中込さんが後藤さんのレスキューに成功。キリがよいので撤収作業へ移る。
矢島が第1〜2ピッチと「六畳の間」の練習用ラインのデリギングに挑戦。慣れない動作に汗だくになりつつ完了。
オンロープレスキュー用のラインは難易度が高いため中込さんが撤収。レンチが中込さんの個装ひとつのみだったため、時間がかかったが余裕をもって撤収完了。

17:30 出洞。

17:50、ローソン 日立末広町五丁目店にてトイレ休憩して解散。
大久保の風穴 大久保の風穴・上層 大久保の風穴・六畳の間
トラバースラインで上層へ(中込氏撮影) ポエム「ここに来てなを君を恋う」 オンロープレスキューに成功!


UZUME計画穴の原溶岩洞穴調査支援(地R元第415回CAVING)では、スキル不足と誤った装備選びにより多大なるご迷惑を おかけしてしまい落ち込んでいましたが、今回の活動で基礎知識・動作が補完されSRT 活動に前向きな気持ちを取り戻すことができました・・・。
地底旅団ROVER元老院と東京スぺレオクラブは敵対関係にあるという設定のようですが、 団体装備を出して講習していただき、私個人としては大変感謝しています。(文責 矢島安菜)

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