タイトル | 地底旅団ROVER元老院第419回CAVING | ||||||
サブタイトル | SRT訓練 at 日立市・大久保の風穴 | ||||||
分 類 | 合同・訓練ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 大久保の風穴(風穴鍾乳洞) | ||||||
日 程 | 2025年2月5日(水)~6日(木) | ||||||
参加者 | 矢島、後藤聡、中込幸子(以上、東京スぺレオクラブ)、Jeudy Frederic Tayo、都丸裕翔、廣川大智(法政大学探検部) 以上6名 | ||||||
![]() 5日6:15、矢島車は前回(地R元第418回CAVING)の遅刻の反省を生かし、所要時間を3時間+αと見込んで藤沢市の自宅を出発。戸塚料金所から横浜新道、首都高速を経由して三郷JCTから常磐自動車道へ入る。 9:00、日立南太田ICで下道に降り、定刻前にローソン 日立末広町五丁目店へ到着。 9:40、後藤車(後藤・中込・法政大)が到着。昼食を購入。 10:10、「大久保の風穴」付近の駐車スペースにて入洞準備とブリーフィング。 後藤さん・中込さんは、都丸(初ケイビング)・廣川(横穴経験あり/洞外SRT訓練の経験あり)の初心者講習をメインに行うとのこと。 11:00、行動開始。学生3人は先に入洞。 中込・矢島は足を負傷中の後藤さんのために洞口前の約+2.5mの段差にリギングをしてから入洞、学生の後を追う。 11:30、フレッドが「八畳の間」から第1~2ピッチのリギング、中込さんが「六畳の間」の練習用ラインのリギングにとりかかる。 初心者の都丸・廣川は、後藤さん監督のもと残置ロープを使い基本動作を確認。若干手持ち無沙汰の矢島は、初心者の動きを観察して自らの動作を顧みる。 12:00、第1~2ピッチのリギングが完了したため、矢島は第1ピッチに移動して、ロープウォーキングの練習に励む。なお、前回同様にコキクガシラコウモリの群塊があり、第3ピッチへは降りられなかった。 13:00、「八畳の間」(東京スぺレオクラブ呼称:ごはんスポット)はロープから漂う柔軟剤の香りが充満しており、食欲がわかずに「六畳の間」にて昼食。 14:00、負傷中の後藤さんが「六畳の間」でロープウォーキングの練習を試みるが、 まだ痛みが強く厳しい様子。 15:30、後藤さんから許可が下り、廣川が第1ピッチの下降に挑戦。 この時、フレッド・矢島は先に降りてしまい、ピッチヘッドには経験者がいない状態で初心者の廣川が下降する形となった。事故にはつながらなかったものの、反省点として記録する。 17:30、出洞。一緒に夕食をとるため、学生を後藤車に乗せて市街地へ向かう。 18:30、大人はホテルルートイン日立多賀へチェックイン。その間、学生はロビーで夕食のお店を選定。 19:00、豊富な海鮮メニューが決め手となり選ばれた居酒屋ちゃぼ家にて夕食をとる。海鮮もさることながら、焼うどんなどの一品料理が美味しくお酒が進む。つい盛り上がり、大洗町の地酒「月の井」をボトル(四合瓶)で注文し、茨城の味を堪能した。 22:00、店前で解散。学生は野営泊のため徒歩で「大久保の風穴」まで戻っていった。 大人はホテルに戻り、ロビーで優雅にコーヒータイム。 23:00、就寝。 6日8:30、ロビーに集合。チェックアウト。 8:45、ローソン 日立末広町五丁目店にて昼食購入。 9:00、 洞口前に到着。学生はまだ朝食の準備中で、カップラーメンの湯を沸かしていた。 10:00、入洞開始。 中込さん・フレッド監督のもと、廣川・都丸は「六畳の間」にて前日の復習。 リギングがしたい矢島は後藤さんにノットを教わる。 11:00、廣川・都丸は練習場所を第1ピッチへと移動。 矢島は「六畳の間」のリビレイ練習用ラインを一度回収し、同じようにリギングをしてみることに。かなり時間をかけたがなんとか完了。 13:00、最後に練習したい場所で不安な動作を反復したり、ロープウォーキングをしたりと思い思いに練習。 後藤さんの怪我の具合も少し良くなり、「六畳の間」で活動できる程度には回復。 15:00、撤収開始。中込さん・フレッド・矢島がそれぞれデリギングする。 16:00、出洞。 16:30、撤収作業完了。振り返りとして、学生らと矢島の若手4人が感想を一言ずつ 述べると、後藤さんが「みんな若いなあ」と一言。 17:00、解散。 17:15、日立南太田ICより常磐自動車道へ入り、三郷JCTを経由し首都高速へ入る。 18:45、八潮IC付近で10km以上渋滞が発生。これをやり過ごすためリンガーハット リンガー食堂首都高八潮PA店にて夕食をとる。 21:00、首都高速を抜けて、保土ヶ谷JCTから横浜新道を経由して帰宅。
今回は講習していただく立場であると同時に、中級者として初心者のサポートに回る場面もあり勉強になりました。他人の動作を客観的に見ることで、やりがちなミスの危険性を感じたことももちろんですが、自分で手一杯な状態で学生や初心者と活動をすること自体の是非についても一考する機会になりました。 (文責 矢島安菜) | |||||||
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