タイトル | 地底旅団ROVER元老院第79回CAVING | ||||||||
サブタイトル | 第2次小鹿野町二子山東岳洞穴調査 | ||||||||
分 類 | 調査(測量)ケイビング | ||||||||
入洞洞窟 | 天風洞 | ||||||||
日 程 | 2002年6月22日(土)〜23日(日) | ||||||||
参加者 | 千葉、酒井、大池、中村允彦(明治大学地底研究部OB)、戸田聡(亀戸ケイビングクラブ)、村野哲雄(無所属) 以上6名 | ||||||||
今回は第1次小鹿野町二子山東岳洞穴調査(第53回CAVING)において確認した「天風洞」測量を目的として計画された。「天風洞」は岸壁基部の第1洞口より、上へ上へと登っていく竪穴である。 22日23:30、二子山登山口にて全員集合する。小雨+霧というあいにくの天候であったが、ブルーシートを張って設営する。 今活動は「韓国食祭り」も兼ねているので、夜食は焼肉、トッポッキ、韓国海苔、青唐辛子のキムチ?といった内容である。 装備カタログなどを見ながら夜食会を楽しむ。 27:00、消灯。 23日8:00、起床。朝食から辛ラーメンを無理矢理食べさせられる。不味い。 10:00、アプローチを開始する。洞口位置の記憶が曖昧であったため、GPSを使って30分後に到着する。測量は2班体制で行うことにし、上層班はスケッチ千葉・コンパス中村・メジャー戸田、下層班はスケッチ大池・コンパス酒井・メジャー村野である。 上層班は+12m竪穴を登攀し、まずは第3洞口より洞外をのぞく。この第3洞口は下り斜洞の先端に開口しており、一歩間違えると滑って+25mの岸壁から洞外へ放り出されてしまうという、なんとも恐ろしい洞口である。しかし、パイオニアケイビング以外は入洞した形跡もないため、光鍾乳石や洞窟サンゴの保存状態が良い。ここより戻るような形で測量を開始、竪穴部を降りて狭洞出口で下層部班に接続させる。 下層班はひと通りの探検後、第1洞口より測量を開始する。初心者の村野さんは終始竪穴形態に苦労するが、無事に第2洞口まで測量する。またしても大池がスケッチに苦労したようである。 14:30、上層班が出洞、昼食を取った。もちろん韓国風おにぎりである。 15:30、下層班が出洞、昼食を取った。 16:00、下山開始。 17:00、撤収して入泉。その後、秩父市内で焼肉を食べてから解散となった。 「天風洞」は総延長69.2m・高低差37.5mとなり、岸壁の下から上まで発達していることが分かった。 今後は東岳残り2/3の山狩りを行う予定である。(文責 千葉伸幸) |
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