タイトル | 地底旅団ROVER元老院第60回CAVING | ||||||
サブタイトル | 奥多野かんな姫計劃・第3次中里村立処山洞穴調査 | ||||||
分 類 | 調査(測量)ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 立処鍾乳洞第2洞(立処山第2洞) | ||||||
日 程 | 2001年9月30日(日) | ||||||
参加者 | 千葉、山下、黒田、宮野原 以上4名 | ||||||
立処山は1980年に「明治大学地底研究部」によって洞穴探査及び測量がなされているが、地主の話によると未報告の洞穴が多数あるようなので洞穴探査・測量を行うことにした。 またこの日は、ミュージックサウルス(9月15日に行われた地元アマチュアバンド発表会)で声を掛けていただいた西澤中里村教育委員会教育長訪問のアポイントメントを取っていた。 5:30、府中を出発。 8:30、魚尾地区の総合グラウンドに到着する。ここで職場対向ソフトボール大会開会式に出席していた教育長に挨拶。 場所を教育委員会に移し、「奥多野かんな姫計劃」の趣旨、過去の活動を報告した。教育長には採集した洞内生物や測図に関心を持っていただき、6冊の資料を贈呈して頂いた。 10:00、「木古里」へ移動する。珈琲を頂きながら、「ちゃんから穴」報告書用の最終ヒアリングを終え、ビジネススーツからオーバースーツへ着替える。 11:00、立処山へ向かう。目的は「立処鍾乳洞第2洞」の測量及び洞内生物採集。まずは全員で隅々まで洞内確認を行う。江戸時代の絵巻に載っている洞穴とは、支洞の雰囲気が違うようである。 12:30、測量及び山狩りを開始する。体制はスケッチ黒田・コンパス千葉・メジャー山下。 6時間に及んだ測量は、総延長67.7m・高低差11.6mとなった。また、洞内生物採集を行いカニムシやトビムシを採集、同時にタヌキ類と思われる獣骨一体分を収拾した(同定中)。黒田が久々のスケッチのため、この測量はお得意の牛歩測量(時速10m)であった。 山狩りは宮野原1名が行い、立処山西尾根にて未測量の小穴3洞を確認した。 19:00、測量終了。雨天の中を下山して活動終了となった。 21:00、「木古里」にて昼食を取る。実は15:00には下山する予定であったため、昼食を洞口まで持っていかなかったのである。14時間ぶりの食事に満喫、その後帰京となった。 教育長訪問は、慣れないスーツ姿ではあったが非常に有意義な活動であった。 立処山の洞穴は、現在16洞確認、7洞測量済みとなった。残りは順次測量していく予定である。(文責 千葉伸幸) |
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