タイトル 地底旅団ROVER元老院第47回CAVING
サブタイトル 奥多野かんな姫計劃・第1次上野村楢原地区洞穴調査
分 類 調査(測量・生物採集)ケイビング
入洞洞窟 矢弓沢洞、矢弓沢右の穴、矢弓沢洞右の穴、矢弓沢洞裏の穴第1洞(矢弓沢石灰岩沢左岸の穴第一洞)、矢弓沢洞裏の穴第2洞(矢弓沢石灰岩沢左岸の穴第二洞)
日 程 2001年4月21日(土)〜22日(日)
参加者 千葉、細野、山下、大池、宮崎真紀子(東京スペレオクラブ) 以上5名
矢弓沢洞
矢弓沢洞の上の洞口
矢弓沢洞
キクガシラの観察
矢弓沢洞右の穴
匍匐での測量
「奥多野かんな姫計劃」の一環として、「矢弓沢洞」周辺の小穴の測量と生物採集として企画された。


21日20:30、西武秩父線横瀬駅にて千葉・細野・山下・宮崎が合流。秩父鉄道秩父駅にて大池と合流。この時、初対面の宮崎から大池がセクハラを受ける。

23:30、矢弓沢林道に到着。就寝。第46回CAVINGとして前回来たときよりも確実に暖かい
22日6:30、起床。すぐに宮崎企画のトムヤンクンを作る。料理が苦手という宮崎によるトムヤンクンは、大池の適当さも加わり、味の濃い(塩辛い)ものが出来あがった。まずまずのできにみんな満足する。

8:00、「矢弓沢洞」へ移動。

9:00、落ち葉の積もった沢を上り洞口へアプローチする。「矢弓沢洞」へ入る前に「矢弓沢右の穴」に入洞する。その後、早速「矢弓沢洞」へ。中は意外と広く動きやすかった。適当に進んでいくと、上部ルートを進んでいた細野と山下・大池が合流する。合流地点のホールにはキクガシラコウモリが140匹ほどいた。
山下・大池の通ってきた方へ行った細野が水流を発見。皆で見に行く。この時、大池は細野に「ジャイ子」と名づけられた。
水流最奥部には1967年「日本大学探検部」と1988年「埼玉工業大学アドベンチャークラブ」の到達記念プレートがあった。天井には二次生成物の発達が少し見られた。

11:00、洞外に出て、軽く山狩りをする。

12:00、昼食。

13:00、千葉・細野・山下は「矢弓沢洞右の穴」の測量を開始する。体制はスケッチ山下、コンパス千葉、メジャー細野。山下は初スケッチマンだったため、千葉に教わりながら基線を細かく張り、16:00測量終了となった。
宮崎・大池は「ムシムシギャルズ」を結成し、「矢弓沢洞」の生物採集へと出かける。トビムシなど4種を採集した。

16:00、山下・宮崎・大池活動終了。千葉・細野は「矢弓沢洞裏の穴第2洞」を3分で測量。その後、軽く山狩りをして、17:00活動を終了した。
着替え後、みんなの大好きな「木古里」へ行く。

18:00、木古里に到着。この日近所に不幸事があったらしく、お店は休みであった。にもかかわらず、「木古里」の人たちはわれわれを招きいれ、コーヒーをご馳走してくれた。ここでまた新たな穴情報とミュージックサウルスの情報を仕入れる。

19:00、「木古里」を出発。

20:30、宮崎・大池分流。

23:30、府中到着・解散となった。


今回の「矢弓沢洞」は水流を見つけることができて感動した。このルートは未測量のようである。
また、新たな穴情報によると穴から水が流れ、滝へとつながっているらしい。次に行くときは滝登りができるかもしれない・・・(文責 大池香里)

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