タイトル 地底旅団ROVER元老院第393回CAVING
サブタイトル 龍泉新洞測量調査第6次調査 at 岩泉町・龍泉新洞
分 類 合同・調査ケイビング
入洞洞穴 龍泉新洞(龍泉新洞科学館)、龍泉洞(湧口、湧窟、龍泉窟)
日 程 2022年12月28日(水)〜2023年1月2日(月)
参加者 細野、千葉の、奥沢、菊地敏雄、松本力、山口真也(以上、東山ケイビングクラブ)、小向益男(日本洞穴学研究所)、矢島安菜(東洋大学探検部)、林由季子、山田陽介、櫻田真人(東洋大学探検部OG・OB) 以上11名
龍泉新洞岩手県下閉伊郡岩泉町の観光洞「龍泉新洞」は1967(昭和42)年、道路拡張の際に発見された。その翌年1968(昭和43)年に日本洞穴学研究所(日本ケイビング協会)と愛媛大学学術探検部が測量を実施。1975(昭和50)年には「龍泉新洞科学館」として一般公開となったが、現在の測量基準に基づいた測量図の作成が必要と考え、再測量調査を行うこととなった。
今回は龍泉新洞測量調査第4次調査(地R元第377回CAVING)で発見した地底湖周辺の測量、全体的編集作業を目的とした。


28日21:20、奥沢・山口はJR新宿駅・西口ロータリーに到着。千葉らが来るまで少し時間があるので、どうとんぼり神座 新宿京王モール店でおいしいラーメン(790円)を食べる。程よくあっさりしており、よく並んでいるのも納得である。

21:30、千葉車デリカが細野宅へお迎え。装備やプリンターを詰め込んで出発。すでに荷物満載である。

22:30、JR新宿駅・西口ロータリーにて千葉・細野・奥沢・山口が合流。首都高・中野長者橋より常磐自動車道へ入り北上。

23:30、友部SAにて休憩。ドライバー交代してすぐ出発。
29日2:30、三陸沿岸道路・矢本ICで降り、東松山市内のapollostation セルフ矢本SSにて給油。第4次岩手県下閉伊郡山田町洞窟群調査(地R元第386回CAVING)にて給油ロスタイムがあったため、三陸沿岸道路無料区間に入ったところでの対応である。 ここまで420km。

5:30、三陸沿岸道路・宮古北ICで降り、宮古市魚市場に到着。ちょっと仮眠。

6:30、東北組の松本・山田と合流。

7:00、開店を待って魚市場食堂にて朝食。千葉・奥沢は煮魚定食(赤魚/650円)、他はタラフライ定食(700円)や刺身定食(1100円)を注文。

7:30、宮古市魚菜市場に移動。ソイ、マダラ、ドンコ、メカジキ、宮古トラウトサーモン、珍味を購入。千葉は食事当番として下す食材がいっぱいである。。。

8:30、三陸沿岸道路・宮古北ICから再び北上。あと少しである。

8:50、三陸沿岸道路・岩泉龍泉洞ICで降りる。小本川は大規模に河川工事をしており、平成28年第10号台風被害を受けての堤防補強(かさ上げ)のようである。

9:00、道の駅いわいずみに到着。
安家地大根やリンゴ(6ヶ/奥沢リクエスト)など、野菜類を購入。山口は個装として南部鉄器の鉄鍋を買う。今後は値上がりが予定されており、お買い得だが6600円。
東北初のイタリアンジェラートカフェViTO×IWAIZUMIなる店が出来ていた。岩泉町関係のコラボ商品が複数あるので気になる。

9:30、龍泉洞事務所に到着。所長に挨拶し、今回の活動計画及び入洞の段取りを行う。

10:00、岩泉町警察署岩泉消防署に挨拶。簡単に活動予定を伝える。警察では、珍しく車両ナンバーを控えられる。

10:20、地元の上川原さん宅、岩泉町に嫁いだ旅団員:杉山宅に挨拶。千葉は絵本2箱をプレゼント。

10:30、新しくなった尼額公民館に到着。千葉は初めであるが、畳部屋がフロアリングになったぐらいで、使い勝手は変わらなさそうである。
館長から水抜き方法を教えていただく。4ヶ所あるが、パネル操作になっているので簡単である。
装備搬入。

11:30、2手に分かれて買い出し。
千葉・細野・奥沢・山口は松屋商店、かぎや商店にて食材購入。やはり、かぎやの方が品揃えが魅力的である。
松本・山田は上あめやで岩泉ホルモン鍋、早野商店でビールサーバー、ホーマックニコット 岩泉店にてヘルメットとつなぎ(山田が忘れたため)を購入。
薬王堂 岩手岩泉店にて全員合流。行動食や洗剤、食品用ラップフィルム、下痢止め(SRT+水くぐり後の測量のため)などを購入。

12:30、帰宿。食材搬入。

13:00、上川原さんが煮しめと漬物、リンゴ(大袋1つ)の差し入れ。ありがたい。

13:15、昼食(千葉がお中元でもらったソーメン)。早速、東坡肉やドンコを煮込み始める。

14:30、小向さんが生酒とリンゴ(大袋2つ)を持って合流。
この時点でリンゴは消費しきれないことが決定。道の駅でリンゴを買ったことが悔やまれる。

14:40、千葉・奥沢・山田・小向は龍泉新洞へ出発。目的は地底湖周辺の写真撮影である。


【地底湖撮影班(千葉・奥沢・山田・小向)】
15:00、龍泉新洞前駐車場に到着。速やかに入洞開始。
洞内設備のあちこちには、リニューアル準備として撤去や修理というラベルが張られている。また、照明にはグリーンのプラスチック板が付けられたり、紫外線照射がされていた。コケ対策のようである。

15:30、研究洞の竪穴を降下。ここから先は千葉・奥沢は行ったことない。
水流部は胸まで浸かるということであったが、千葉は小柄、奥沢は平べったいために胸を濡らさずに通過。しかし、十分に冷たい。
空間規模は大きくないが、複雑に入り組んでいるといった印象。二次生成物の発達もよく、ケイブパールやカルサイト結晶、純白のフローストーンも見られた。

16:00、地底湖に到着。大きくはないが、前後は伏流しているので間違いなく地底湖である。下流側はまさに深淵として続いている。
千葉は各所で写真撮影、山田は未探検ルートの確認を行う。また、竪穴底部から地底湖まで、最も高低差のないルート(下層ルート)を主洞として測量するように指示した。

17:30、出洞。胸まで浸からなかったとはいえ、やはり寒い。 小向さん離脱。

18:00、帰宿。


【製図作業班(細野・松本・山口)】
宿舎に残って、提出済図面の確認作業を行った。


15:00、旅団員:杉山一家が宿舎を訪問。缶ビールやネギの差し入れ。

18:30、夕食準備。千葉はソイとメカジキを刺身にする。

19:00、櫻田・矢島が合流。

19:30、夕食(煮しめ・ソイ刺身・メカジキ刺身・ドンコの煮つけ)。
奥沢・矢島は握りを披露。同時に櫻田・矢島はラブラブ振りを見せつける。バカップル認定。

22:00、飲みながら明日の予定を検討していると、コンパスが細野個装の1台しかないことが発覚。日本洞穴学研究所所有コンパスが届いていない。多少バタつくが、とりあえず明日、小向さんに確認しようということになる。
また、深夜活動を予定していたが、この時期は観光客も少ないので日中活動にしようと、みなで細野を説得。渋々了承される(笑)。

24:00、消灯。
龍泉新洞 龍泉新洞 龍泉新洞
初日は4名で入洞 竪穴を降りて水流へ 低水温の水流を進む
龍泉新洞 龍泉新洞 尼額公民館
純白のフローストーン 地底湖 寿司を握る娘

30日7:00、 起床。薄っすら雪が積もっている。

7:30、朝食(インスタントラーメン・残りもの)。

8:00、小向さん到着。 日本洞穴学研究所の備品は小向さんが持っていることが判明。よかった。

9:30、千葉を残して全員宿舎を出発。千葉はタラ2尾を下す。


【測量班(奥沢・山田、松本・山口)】
10:00、入洞開始。
松本・山口はSRT下降開始ポイントから地底湖(最奥部)に向かって、奥沢・山田は地底湖からSRT下降開始ポイントへ向かって測量を行い、両班の基線を繋げる事をこの日の目標とした。
奥沢はスケッチを担当したが、とりあえず基線を張ってスケッチ自体は明日行うことにした。地底湖周辺部は泥が多く、野帳を汚してしまうなどして記録に手間取ってしまった。

12:00、下層ルートで両班の基線が繋がった所でチョコパイ休憩。ウェットスーツ(2o)+ネオプレーンソックスで挑んだので問題はなかったが、身体を動かさないとやはり寒い。ミートテックを纏っている松本・山田・山口は平気そうである。

12:30、上層ルートの基線を測量する。

14:00、出洞。

14:30、帰宿。つなぎ等を洗濯後、龍泉洞温泉ホテルへ入泉しに行く。


【巡検班(小向・櫻田・矢島)】
10:00、入洞開始。
小向さんの案内のもと、研究洞や龍泉洞(コウモリ穴、第4地底湖)の巡検を行った。

16:30、帰宿。


【製図作業班(千葉・細野)】
10:30、見送りに行った細野が帰宿。

11:00、千葉が基線データを確認し始めると、おかしい箇所が複数見つかる。修正作業を行おうとするも、未提出のデータ表や製図が次々と発覚していく。担当の細野はどこが未提出なのか分らない状態。
おまけにプリンターの調子も悪い。コロナ禍で調査休止していたため、インクが固まっているのかもしれない。

11:30、プリンターインクを求めて宿舎を出発。1ヶ月前に開店したツルハドラック 岩泉店は空振り。ホーマックニコット 岩泉店にて無事入手。

12:00、道の駅いわいずみ内の岩泉レストランにて昼食。カツカレー定食(1050円)は、龍泉洞黒豚とんかつ+カレーが鉄板に乗って登場。ちょっとだけ面白い。

12:50、10分ほど早かったが、ご厚意で龍泉洞温泉ホテルにて入泉。

13:30、かぎや商店に寄ってから帰宿。
千葉はデータ修正や展開縦断面図の基線、夕食の準備。細野は平面図の製図編集を行う。


17:00、測量班のデータ入力を行う。
千葉はSRT下降開始ポイントからの基線の張り方がおかしいと指摘、修正測量を指示する。また、地底湖付近の誤差が大きく、こちらも再測量を指示。

19:30、夕食(タラ汁・東坡肉)。

20:00、林が合流。

24:00、消灯。
龍泉新洞 龍泉新洞 尼額公民館
2日目は7名で入洞 休憩中(松本力撮影) 測量データ確認

大晦日31日7:00、起床。

7:30、朝食(残りもの)。

8:00、小向さん到着。

9:30、千葉を残して全員宿舎を出発。


【測量班(奥沢・山田・山口)】
10:00、入洞開始。
山口・山田で基線を張り直し、奥沢がスケッチする形で進めていく。再測量をしていくにつれて、方位が逆読みで記録されていたり、傾斜角が違ったりする箇所が出てきた。方位はその場で確認しなかったり、傾斜はポイントに向けた状態ではないレーザー距離計の数値を読んでしまったと思われる。再測量にならないように慎重に測らないといけなかったと大いに反省である。
地底湖周辺は細かい支洞やループが多々あり、スケッチしながらその複雑な構造をやっと分かってくる感じであった。下層ルートは泥ばかりだが上層ルートは二次生成物が沢山見られる。

14:45 出洞。先に帰宿している松本車を呼びよせる。

15:30、帰宿。冷え切った身体に和歌山ラーメン(山田の差し入れ)が美味しかった。


【測量班(松本・林)】
10:00、入洞開始。
林の先輩が測量したもののスケッチ情報が足りない観光洞支洞や北洞の追加スケッチを行った。尻ぬぐいである。

13:30、帰宿。昼食(和歌山ラーメン)


【巡検班(小向・櫻田・矢島)】
10:00、入洞開始。
小向さんの案内のもと、北洞の巡検を行った。

13:00、帰宿。昼食(和歌山ラーメン)


【製図作業班(千葉・細野)】
10:30、見送りに行った細野が帰宿。
千葉はデータ修正や展開縦断面図の基線、細野は平面図の製図編集を行う。次々と現れる問題多数。データ入力時、製図提出時に内容チェックしていないのが原因である。

12:30、昼食(和歌山ラーメン)。


15:00、小向さんが知り合いから鹿肉を入手、持ってきてくれる。松本がリクエストしたようである。

16:30、龍泉洞温泉ホテルにて入泉。
千葉は奥沢・林に龍泉洞ビールをたかられる。しかたない、買ってあげましょう。

17:30、アイスがどうしても食べたくなったのでローソン 岩泉に立ち寄る。開店当初は24時間営業であったが、いつの間にか6〜22時営業。
松本は生ビールを追加。

18:30、夕食(麻婆豆腐2種)。ひとつは合わせ調味料を使わずに千葉が作ったもの、もうひとつは矢島差し入れの重慶飯店の麻婆豆腐醤(486円)。甜麺醤+豆板醤+鶏ガラスープなど手間暇かけて作ったものと麻婆豆腐醤は、どちらも麻辣が効いており美味しい。486円でできるなら今後は合わせ調味料でいいや(苦笑)。

19:30、年越しそば会議。本来は夜間活動で年を越すので洞内で食べるのだが、今年はわざわざ洞内へ食べに行くことになる。しかも、そばは乾麺。洞内でお湯を沸かすのは時間がかかるので、宿舎で茹で、洞内ではお湯をくぐらせるだけとする。

20:00、松本・山田は龍泉新洞へ水汲みに向かう。そばを茹でるのは洞窟の水じゃないとだめだろうと千葉の発言によるものである。
観光部脇の水流で無事取水。

20:30、松本・山田は帰宿。
紅白歌合戦を見ながら製図作業をしている千葉へ早速、利き水大会。公民館水道水と洞窟水を飲み比べるがハズレ。山口もハズレ。どちらも石灰岩帯の水なので難しい。

23:00、引き続き千葉・細野・奥沢・山口・林・山田は製図作業。
松本・櫻田・矢島は年越しそばを茹で、ポットに麺つゆ、ネギを刻む。

23:30、宿舎を出発。
龍泉新洞にテーブルやどんぶりを搬入して準備。

23:50、あわただしく立ち食い年越しそば開始。

24:00、明けましておめでとう。すぐさま撤収。

24:30、帰宿。
山口による南部鉄器アヒージョや鹿肉をつまみに酒を飲む。

26:00(2:00)、消灯。
龍泉新洞 龍泉洞温泉ホテル 尼額公民館
追加スケッチする林(松本力撮影) 龍泉洞ビールをごちそうになる娘っこ 小さい林の伸長を測る松本
龍泉新洞 尼額公民館 尼額公民館
恒例の洞内年越しそば 南部鉄器アヒージョ 2019-21年のいわいずみ山ぶどうワイン

2023年元日8:00、起床。

8:30、朝食。数の子、黒豆、伊達巻、かまぼこ、宮古トラウトサーモンと正月らしい食材が並ぶ。千葉はビールを飲み、松本はせっせと餅をレンジで温める。
納豆嫌いの千葉に対して、奥沢による安家大根+納豆餅の洗礼。若い娘に食べさせてもらっても不味いものは不味い。

9:30、上川原さんがお汁粉と漬物の差し入れ。ありがたい。

10:00、朝食終了。洞内撤収作業するものは準備にはいる。

10:30、松本・山田・櫻田・矢島は宿舎を出発。


【撤収班(松本・山田・櫻田・矢島)】
11:00、入洞開始。
櫻田・矢島を地底湖に案内してから、竪穴部の撤収作業を行う。

14:00、出洞。


【製図作業班(千葉・細野・奥沢・山口・林)】
10:30、千葉・細野は全体の製図編集を行う。相変わらず次々と現れる問題多数。
奥沢・山口・林は担当の製図を行う。千葉はちょくちょくとアドバイス。こうやって随時教えていかないとダメだなと実感。

12:00、菊地さん合流。

13:00、一旦終了。昼食がてら龍泉洞の新春お振る舞いへ行くことにする。


13:30、千葉・細野・奥沢・山口・林は龍泉洞に到着。
洞口で写真を撮ってから、隣接するカフェ ポンテへ。コロナ禍前は確かドラゴンラーメンなど温かいメニューがあったのだが、ホットドックなど軽食ばかり。一度は席を座ったものの、店を変えることにする。

13:40、龍泉洞レストハウスへ移動。お振る舞いとして、紅白餅と非売品ステッカー2種ももらう。コロナ禍ということで甘酒などはなし。
食事処へ向かうと、こちらは以前よりも温かいメニューが充実していたが席が少ないこともあって順番待ち。1時間はかかるとのこと。龍泉洞観光会館が2022年6月30日に閉館した今、他に食べるところもないので予約する。
菊地さん再合流。

13:50、暇つぶしに龍泉洞観光をする。
まずは洞口の清水川神社で恒例の初詣。
百陂L下ではウサギコウモリを探しながら進むと、龍の淵や第1地底湖入口付近で従業員の方々が歯ブラシをもってか洞内清掃していた。そういえば手前にあった守り獅子もきれいになっていた。これが一番きれいになるとのこと。ご苦労様です。
ハートのイルミネーションで写真を撮ったり、未アタック部分を確認したりしながら第3地底湖まで行き、同ルートを足早に戻る。

14:20、出洞。
龍泉洞レストハウスへ行くとまだ時間がかかるとのこと。暖房が入っていない2階休憩所で待機。
撤収班も出洞した模様。

15:40、食事処の順番がくが、身体の冷え切った撤収班を先に行かせる。

15:50、製図作業班も食事処へ。千葉・松本は青龍麺(770円)を注文。青唐辛子が辛く、旨味がないのでリピートはなさそうである。

16:20、龍泉洞温泉ホテルにて入泉。
千葉は矢島に龍泉洞ビールをたかられる。林がそそのかしたようだ。しかたない、買ってあげましょう。

17:00、帰宿。製図作業班は製図再開。

19:00、夕食(岩泉ホルモン・東坡肉・シカステーキ)。いわいずみ山ぶどうワインやスパークリングワイン「龍の泉」(旧称:スパークリングワイン宇霊羅)も飲み干す。

22:30、千葉と細野は製図再開しつつ今後のプランを練る。
菊地さんは小部屋で別洞の製図しながら寝てしまっていた。

25:00(1:00)、消灯。
龍泉洞・清水川神社 龍泉洞・第1地底湖 龍泉新洞・観光出口
初詣は清水川神社 不倫カップル 撤収作業完了(松本力撮影)

2日8:00、起床。

8:30、朝食(残り物)。

9:00、宿舎の片付け開始。
細野は合間を見て岩泉町警察署岩泉消防署に活動終了の報告。
松本は早野商店へビールサーバーを返却。

10:30、片付け完了。帰りにジェラードを食べようということになり、急遽男気じゃんけん。10人中で山口が見事勝ち抜いた。
千葉車は上川原さん宅に挨拶、他は龍泉洞事務所へ挨拶。

11:00、道の駅いわいずみに再集合。まずは各自お土産を物色、ガラガラ抽選会では松本がいわいずみ山ぶどうワイン(2等)、他もジェラード券(4等)や龍泉洞珈琲(5等)をゲットした。
続いてイタリアンジェラートカフェViTO×IWAIZUMIへ。16種類あり、その中には「イワイズミミルク」「ブルードラゴンソルト」「岩泉ブルーベリーヨーグルト」「岩泉ヨーグルト」「山ぶどうベリーラテ」と岩泉テイストがあった。
各自注文し、お支払い3850円は山口に。思ったよりも金額が少なくて残念。

11:30、解散。
千葉車(千葉・細野・奥沢・山口)は三陸沿岸道路・岩泉龍泉洞ICから南下する。

13:30、三陸沿岸道路・通岡ICで降り、高田松原津波復興祈念公園へ向かうと壊れた建物が現れた。震災遺構として保存されている「下宿定住促進住宅」で、4階まで破壊されていた。14.5mまで津波が到達したという看板に絶句する。続いて現れたのが震災遺構「タピック45(旧:道の駅高田松原)」でこちらの破壊もすさまじい。
道の駅高田松原内の「たかたのごはん」で昼食。3つの海鮮よくばり丼(1800円)、広田湾のかきフライ単品などを各自注文。

14:00、隣接する東日本大震災津波伝承館へ向かうが正月休み。次回また寄ることにする。
千葉・奥沢・山口は震災遺構「奇跡の一本松」へ向かう。冷たい強風が吹き荒れる中、上着のない千葉に奥沢がライトダウンジャケットを貸してくれる。なんという優しい娘。本人は寒がっていたけど(笑)。
震災遺構「陸前高田ユースホステル」と一本松を見学してから道の駅へ戻り、お土産を物色。

15:30、三陸沿岸道路・陸前高田ICから南下する。

16:00、三陸沿岸道路・石巻港ICで降り、東松山市内のapollostation セルフ矢本SSにて給油。

17:30、常磐自動車道・南相馬鹿島SAに到着。セデッテかしまにてお土産を物色。地元パン屋の元祖よつわりパンは甘かった。

20:00、常磐自動車道・守谷SAにてプチ休憩。

21:00、首都高・中野長者橋で降りてJR新宿駅・西口ロータリーに到着。奥沢・山口は解散。

22:00、細野宅に到着。解散となった。
尼額公民館 ViTO×IWAIZUMI 高田松原津波復興祈念公園
男気を見せた山口 16種類のジェラード 破壊された陸前高田ユースホステル


製図の段階になって問題が多数発覚してしまった。基線を張ることが測量目的になってしまっていたり、記号が間違っていたり、展開縦断面図が展開されてなかったり、洞壁しかない測量図が提出されていたり、そもそも提出されていなかったり。これまで龍泉新洞は任せっきりでチェックしていなかったが、ここまで劣化していたとは絶句である。
今後は洞内外で目配りが必要であると思い知らされた活動であった。(文責 千葉伸幸)

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