タイトル | 地底旅団ROVER元老院第141回CAVING | ||||||
サブタイトル | 美山町プロジェクト at 山県市・マイコミの堅穴 | ||||||
分 類 | 調査ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | マイコミの竪穴 | ||||||
日 程 | 2004年11月6日(土)〜7日(日) | ||||||
参加者 | 千葉、小池純、宮崎朋彦(以上、東京スペレオクラブ)、関治(京都ケイビングクラブ) 以上4名 | ||||||
1991年に立教大学探険部によって発動された岐阜県「美山町プロジェクト」。ホスト団体が代わりながら、現在は東京スペレオクラブが中心となってによって継続調査されている。 今回は「マイコミの竪穴」での新洞探索に参加した。地R元第137回CAVINGの続きである。 6日21:00、千葉・小池・宮崎は多摩地区を出発する。 7日3:00、現地林道駐車場到着。関さん(2000年苅田町大会で一緒に活動しているが実質的初対面)はかなり早くから現地入りしており、おでんを数時間も煮込んで待っていた。寒空のなか、まずはおでんを食べながら談笑。旨い。なんでも、カセットコンロを現地購入してまで作ってくれたらしく、大感謝である。 4:00、準備をしながらのブリーフィング。 5:00、入洞開始。第8ピッチのペースキャンプまで一気に降りる。途中、第6ピッチヘッドでは洞壁が剥離、0.5×0.4×0.2mの落石を発生させてしまう。メインルートでもまだ落石発生箇所があるとは驚きであった。 7:00、−150m地点到着。休憩も兼ねてブリーフィングを行う。 8:00、今回は千葉・宮崎、小池・関の2班体制で活動を開始する。 【千葉・宮崎組】 −170m地点まで降り、前回の続きである人工登攀ポイントへ向かう。準備を整えると、ハンマードリルのビットが無くなっていた。ベースキャンプまで確認しに行くが見つからない。途中、タックルバッグから落ちてしまったようである。 予備ビットを借りて−170m地点へ戻り、千葉が登攀を開始する。相変わらず重いと大不評であるマキタ製ハンマードリル(4s)であるが、慣れとは恐ろしいもので、不安定のなか片手で打てるようになっていた。人工登攀自体も6回目となり、高所恐怖症にも関わらず恐怖心はない。 順調に登り、2時間後に+20mテラスへ到着する。周囲を観察すると、更に+10m続いており、また要トラバースだが水平方向にも空間が見える。ここで宮崎と交代、次回用に残置ロープをリギングし直して撤収となった。 【小池・関組】 −150m地点での人工登攀を開始する。こちらも前回の続きで、支洞入口と思われる箇所への人工登攀である。非常に不安定な洞壁に苦戦、落石を誘発しながらも取り付くことに成功する。しかしながら15mで終わっており、泥だらけとなって撤収した。 12:00、食事をとりながら談笑。今回はカップヌードルにもお湯を注ぐことに成功する。 13:00、出洞開始。休む間もなく登る。 15:00、全員出洞。今回は太陽が見られて感無量である。 24:00、関市内で夕食を取ってから帰京となった。 今回は滴下水も少なく、非常に快適な活動であった。(文責 千葉伸幸)
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