タイトル 地底旅団ROVER元老院第124回CAVING
サブタイトル SRT訓練 at 日立市・大久保の風穴
分 類 訓練ケイビング
入洞洞窟 大久保の風穴(風穴鍾乳洞)
日 程 2004年3月7日(日)
参加者 村野て、千葉、鈴木、山口真也(明治大学地底研究部OB) 以上4名
大久保林道SRT訓練希望者が多いため企画された今回の活動。6日夜出のはずだったのだが、現地の最低気温が−4℃であることとCL大池が鳥?インフルエンザにかかってしまい行けなくなったため、急遽、SL村野をCLに繰り上げて7日朝出になる。


9:00、「大久保の風穴」に到着。現地では日本大学探検部の田中則清さん・石田ハルカさん、拓殖大学探検部OGの藤沢典子さんと偶然合流。第1ピッチに2本とトラバースラインを張るということなので、第1ピッチはそれを使わせてもらうことにする。

10:00、入洞開始。「六畳の間」でSRT基本訓練を行う。千葉がリギング、5メートル足らずの段差にリビレイ2ヶとディービエイション設置といういやらしいコースを作る。村野・山口さんは復習も兼ねて昇降を行う。
初SRT訓練の鈴木は、これまで第119回CAVING(沖永良部・沖縄合宿)などで実践したことがあるものの、1回目は合格をもらうことができずに昼食後再度挑戦。ギリギリ合格点をもらい、全員で第1ピッチを降下する。

13:00、第2ピッチ・第3ピッチを村野が初リギング。なかなかの出来である。

15:00、第3ピッチ降下完了後引き返す。村野がデリギングをしている間、第1ピッチで千葉がぶら下がりながら洞内写真撮影を行う。

16:00、出洞。装備洗い。

17:00、日大・拓大組に先に帰るという置き手紙を残し現地出発。海沿いの「はぎや旅館」で入泉。じゃんけんで負けた鈴木は「かじめ湯(昆布の一種・かじめが浸されてダシ汁状になっている温泉)」のダシ"かじめ"を喰わされる。その後、旅館内レストランで夕食。乾杯をしながら地元名産・桜だこ丼を堪能。たこがやわらかくて旨い。そして鈴木はここでもかじめを食うのであった・・・。

21:00、鈴木離脱。のちに個装とロープバッグを間違えたことが判明。最後の最後で失態を犯す。

21:30、府中にて全員解散となった。
六畳の間 第1ピッチ
リビレイ通過練習 洞内写真撮影練習



SRT自体は何回かやってきたが、リビレイ通過やチェンジオーバーを行うのは初めてでかなり焦ってしまった。第1ピッチもビビってしまい、あいかわらず竪穴恐怖症は克服されておらず撃沈。数を多くこなすことで竪穴にも慣れてくると信じたいと思う。(文責 鈴木達朗・村野哲雄)

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