タイトル 地底旅団ROVER元老院第86回CAVING
サブタイトル 「別冊太陽 日本の秘境」実地検証 at 大滝村・豆焼沢 瀧谷洞
分 類 ファンケイビング
入洞洞穴 豆焼沢・瀧谷洞、豆焼沢鍾乳洞、トウの風穴
日 程 2002年8月31日(土)〜9月1日(日)
参加者 千葉、細野、酒井、宮野原、芦田宏一、小山啓介、佐藤千春(以上、パイオニアケイビングクラブ)、中村允彦(明治大学地底研究部OB) 以上8名
豆焼沢瀧谷洞
集合写真
豆焼沢鍾乳洞
ベースキャンプの豆焼沢鍾乳洞
豆焼沢瀧谷洞
発達した二次生成物
豆焼沢瀧谷洞・ホワイトプリズン手前
洞床はチョークの沼
ついに念願の「関東ケイバーの登竜門=瀧谷洞」である。


31日24:00、出合いの丘駐車場到着、設営。パイオニアケイビングクラブ3名と合流、ミーティング後に消灯する。
1日6:00、起床、朝食、徹営、準備。

8:00、山道のアプローチ開始。途中トンネル前と「トウの滝」にて休憩。

9:30、「トウの水穴」で芦田さんが採水調査(水温・ph・伝導率・水量)を行う。

10:00、ベースキャンプである「豆焼沢鍾乳洞」到着。ベースキャンプメンテナンス用備品を搬入、準備。

10:50、ベースキャンプ出発。

11:20、「第1洞口」到着。開鍵してから入洞準備をおこなう。

11:45、入洞開始。真っ白なムーンミルクの洞壁に驚く。「刃渡り」から「奥の院」へ、「メインルート」で「大聖堂(ホール)」を通過。事故現場「上の大滝」「下の大滝」「滝見台」でその高低差に感動した。

13:00、洞内で昼食をとる。その後、保存洞「ホワイトプリズン」の入口を確認。「白雪の池」で芦田さんの飛び込んだ跡を確認した。帰り際にメアンダートレンチを+20mチムニー登りで、水たまりの中にチョーク球の二次生成物「ホワイトボール」を確認。「ひょうたん池」を通過し、「メインシャフト(−11mラダー)」〜「登竜門の滝」を降りて水流部を移動、最後に巨大なホール「嶺鳴の間」で洞内ドリーネを観察する。

17:45、「第2洞口」より出洞。下山開始。

19:10、出合いの丘駐車場到着、出発。秩父市街で焼肉を食べてから温泉場へ行くが、時間も遅く、終了していたため解散となった。


真っ白なムーンミルク・チョークに覆われた洞壁、膝上まで埋まるチョークの沼、巨大ホール、チムニーを駆使して高低差の大きい洞内を上下に移動し「豆焼沢・瀧谷洞」を堪能した。超関東級の洞穴であった。
洞内を案内して下さったパイオニアケイビングクラブの芦田さん、小山さんに感謝します。(文責 酒井智文)


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