タイトル | 地底旅団ROVER元老院第50回CAVING | ||||||
サブタイトル |
奥多野かんな姫計劃・中里村間物沢川ワタド沢流域洞穴調査 奥多野かんな姫計劃・第1次中里村平原地区洞穴調査 |
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分 類 | 合同・探査ケイビング | ||||||
探査地域 |
群馬県多野郡中里村大字神ヶ原字間物 間物沢川ワタド沢流域 群馬県多野郡中里村大字平原字持倉 船子川白岩沢・松岩沢 |
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日 程 | 2001年5月26日(土)〜27日(日) | ||||||
参加者 | 千葉、雨宮、黒田、芦田宏一、内山智範氏(以上、パイオニアケイビングクラブ)、藤井和徳(NTC洞窟探検隊)、槇島啓子(明治大学地底研究部) 以上7名 | ||||||
パイオニアケイビングクラブ(以下PCC)も同地域の洞穴探査を行っているため、別々に探索活動を行うよりも合同で行い、人数を投入した方が新洞発見の可能性が高いということで合同活動となった。 26日23:00、千葉・雨宮・黒田・槇島嬢が中里村へ現地入り、志賀坂峠で幕営する。 27日8:30、パイオニアケイビングクラブ(PCC)と合流する。自己紹介のあとミーティングを行い、雨天の中決行するか否かを検討する。ワタド沢はアプローチが良いため、予定通り行うことにした。 9:00、洞穴探査を開始する。 活動するとすぐに可能性が低いと芦田さんの指摘が入る。確かに石灰岩の転石は皆無。それでも希望を胸に上流へ向かう。 芦田さんと内山さんは細かく付近の様子を見て回る。しかし、わずかな転石や母岩を確認するが岩帯は見当たらなかった。 10:30、探査終了。この頃には天候回復してきた。 11:00、次に持倉地区へ移動する。この地域は以前からPCCが洞穴探査を行っている。林道脇で早めの昼食をとり、ブリーフィングを行う。 12:00、洞穴探査を開始する。まず始めに白岩沢へアプローチする。ここの上流には岩壁があるとの情報を得ている。分岐では無線連絡を取りながら芦田さんを中心に散開する。右俣班、左俣班とも岩帯に到着するが、複数の水穴を確認出来ただけで新洞発見には至らなかった。 続いて、隣の沢である松岩沢へ移動する。標高を意識して左俣・右俣とも探査を行うが、やはり細かな転石を確認出来ただけで、新洞発見には至らなかった。そして、上流部の岩壁は非石灰岩であった。 下山しながら、内山さんが確認した岩帯へ向かう。わずかながら溶食痕もあり、今日一番の怪しさである。ここで約7mの小穴を発見、周辺も探索するが別洞を発見する事は出来なかった。 17:00、夕立のなかを下山して活動終了となった。 17:30、地元の渓流釣り場「ようらく」へ挨拶したあと、「小鹿荘」で入泉する。 22:30、秩父市内の「ジョナサン」で夕食後に解散となった。 大きな成果は上げることが出来なかったが、パイオニアケイビングクラブとの初合同活動、新たな活動体制の構築と言うことが成果であったと思う。また、PCCの洞穴探査法には勉強になることが多かった。同地域で調査活動する上で、これからも一緒に活動させていただきたいと思う。(文責 千葉伸幸) |
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