タイトル | 地底旅団ROVER元老院第36回CAVING | ||||||
サブタイトル | 第31次内間木洞調査委員会プロジェクト at 山形村・内間木洞 | ||||||
分 類 | 合同・調査(測量)ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 内間木洞 | ||||||
日 程 | 2000年9月15日(金)〜17日(日) | ||||||
参加者 | 千葉、菊地敏雄、山口泰史(以上、東山ケイビングクラブ)、後藤聡、山西敏光、木崎裕久、湊幸栄、宮崎真紀子、冨永直樹(以上、東京スペレオクラブ)、松丸敦、斉藤久、大岡素平、小野秀一郎(以上、亀戸ケイビングクラブ)、宮崎朋彦、槇島啓子(以上、明治大学地底研究部)、望月未希(東京学芸大学冒険探検部)、浅井里佳(大阪市立大学探険部)、大野収(岡山大学ケイビングクラブ) 以上18名 | ||||||
15日7:00、現地到着。くつろぎながら後続隊を待つことにする。 参加者が揃ったところでブリーフィングを行い、冨永君・浅井嬢・望月嬢で「稲妻洞」の偵察へ向かう。稲妻洞入口が分からないということだったので千葉も同行する。 11:30、入洞。案の定水が多く、「お化けトンネル」は水面上15pしか開いていない。その先の状態も確認したかったので全身濡れながら通過、「第2ヘアピン」まで進む。やはり水が多く、普段見られない水流も現れていた。 浅井嬢と望月嬢は初入洞ということだったので、帰路に「南洞」「新川洞」を観光した。 13:00、出洞。 15:30、昼食とミーティング後に調査開始となる。千葉は松丸さんと「風寒洞・死の谷」へラダー設置へ向かう。設置途中、前回確認された「南洞」との接続を山西班と行った。 17:30、出洞。 夕食後は本人主催の千葉誕生会が開かれ、菊地さん、宮崎君、槇島嬢&竹内嬢にプレゼントをもらい、ケーキを食べながらとても楽しいひとときを過ごした。皆さんありがとう! 16日10:30、調査開始する。 山西さん・松丸さんは「稲妻洞・ぼんぼり流し」の上層登攀・測量、千葉・湊さん・冨永君は「稲妻洞・第2ヘアピン・上層部」と「稲妻洞・煙突チムニー」の測量、ほかは「風寒洞」再測量2班と写真2班の6班+α体制。 我が班はスケッチ千葉、コンパス湊さん、メジャー冨永君。まず最初に「第2ヘアピン・上層部」の「天然橋通路」。90分で総延長31.2mを測量した。昼食後、前回測量したときから怪しいとみていたところに支洞を確認する。見たところ新洞らしく、過去の測図にもない。ここを3時間かけて測量、総延長は38.0mであった。 次に上層と下層の接続箇所を確認し、やはり前回確認した+30mといわれている「煙突チムニー」の測量を開始する。入洞から6時間半経過、降雨のような滴下水と寒さに震えながら登攀、高低差29.7mを測量した。 18:30、出洞。この日発見した新支洞は、発見した千葉に仮称命名権が与えられたので、「千葉三十路」と命名した。誕生日に新支洞発見とは今年も良い穴年になりそうである。 風寒洞班は、途中水没していたため洞奧へは行けず、「死の谷」前後の測量と「押しの一手」のディギング作業を行っていた。 17日10:00、大岡さん・ 宮崎(朋)君らがラダー回収と確認作業のために入洞する。 浅井嬢・望月嬢は南洞へ水浴びに、槇島嬢は裏山へ松茸狩りに出かけたが成果はなかった。 各自装備洗い、プレハブ小屋清掃後、内間木安蔵氏を囲んで記念撮影、盛岡で昼食後解散となった。 今調査で総延長が4900mを越えた。5000mを越すのは間違いがないと思われる。次回は11月連休に行う予定である。(文責 千葉伸幸) |
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