タイトル 地底旅団ROVER元老院第32回CAVING
サブタイトル 復活?鈴鹿プロジェクト at 多賀町・河内風穴
分 類 合同・調査ケイビング
入洞洞窟 河内風穴(河内の風穴)
日 程 2000年7月15日(土)〜16日(日)
参加者 千葉、小園、◎杉林理雄(大阪教育大学ケイビング部OB)、◎安田浩一、◎山本智浩(以上、西日本洞窟潜水研究会)、◎村上登司彦、◎掛須美奈子(以上、大阪市立大学探険部OB・OG)、近野由利子(JET)、◎後藤聡、◎石川典彦、◎村田昌久、大竹真(以上、東京スペレオクラブ)、森住貢一、松澤亮、佐藤登(以上、亀戸ケイビングクラブ)、冨永直樹(明治大学地底研究部) 以上16名   ※◎は鈴鹿プロジェクトの参加者
1987〜88年におこなわれた鈴鹿プロジェクト。その際の未測量箇所確認と洞内現状を調査するために行われた。調査日程は15〜16日。


15日26:30、現地到着。先発隊に合流して消灯となる。
16日7:00、起床。朝食とブリーフィング。

9:00、入洞開始。調査体制は杉林班「美和ホール」、後藤班「屋根裏ホール」、石川班「第3水流」、安田班「最奥部上層」。
千葉は大竹さんと共に安田班、最奥部上層の未測量箇所の確認に向かう。初めの支洞では垂直なボアパッセジを登り、リギング後に安田さんが降下する。すると支洞入口付近に到着、最奥部ホールの裏側に出ることが期待されたが、結局ループしてるだけということがわかった。
その後、別支洞にもはいってみるが、やはり大きくループしていることが分かった。この2つの支洞だけでも、150m近く未測量箇所があることを確認して出洞することになった。コウモリがフローストーンに覆われているという珍しいものを見た後、安田さんの提案で千葉が帰路の先頭をとることになる。「石切場」周辺で3回ほど迷いながらも、なんとか予定時刻に出洞した。

13:30、昼食。ブリーフィング後に多賀町立博物館を見学。

15:00、現地解散となった。


15日の調査も含めて、かなりの未測量箇所があることが分かった。また、鈴鹿プロジェクのトベンチマークが無くなっていることも多いことも分かった。洞内状況はゴミも多く、二次生成物の破損も進んでいた。追加測量が行われることになれば、4000m以上になることは間違いなさそうである。(文責 千葉伸幸)


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