タイトル | 地底旅団ROVER元老院第296回CAVING | ||||||||||||||||||
サブタイトル | 美山町プロジェクト at 山県市・マイコミの堅穴 | ||||||||||||||||||
分 類 | 合同・調査・ファンケイビング | ||||||||||||||||||
入洞洞窟 | マイコミの竪穴 | ||||||||||||||||||
日 程 | 2014年6月28日(土)〜29日(日) | ||||||||||||||||||
参加者 | 千葉の、細野、小池純(明治大学地底研究部OB)、関治(京都ケイビングクラブ)、小林日(東京スペレオクラブ)、松本力(東山ケイビングクラブ)、小池啓子(Gravity Caving Club) 以上7名 | ||||||||||||||||||
1991年に立教大学探険部によって発動された岐阜県「美山町プロジェクト」。ホスト団体が代わりながら、現在も継続調査されている。 今回は「マイコミの竪穴」での人工登攀による探検の予備調査及びファンケイビングとして活動を行った。 千葉にとっては18ヶ月振りの堅穴、リハビリケイビングである。 28日21:30、千葉宅にて細野・松本が合流。装備を詰め込み、遊びに来ていた木嵜・脇海道に見送られながら、細野車ランドクルーザー80にて出発する。 すでに先発隊(小池夫妻・小林)は出発しており、滋賀県在住の関さんと合流することになっている。 中央自動車道・国立府中ICより西走、諏訪湖SAで休憩をとりつつ、細野がひたすら運転する。千葉はうっかりビールを飲んでしまったため、後部座席で睡眠に徹する。 26:30、東海環状自動車道・関広見ICで降り、「サークルK 武芸川店」にて朝食と行動食を購入する。眠気からなかなか商品が決まらない。 27:00、「道の駅ラステンほらど」に到着。そのまま車中泊となる。 29日6:00、起床。千葉と関さんは久々の再会にハグ。数少ない同期の現役ケイバーである。 トイレを済ませてから3台で移動開始。 6:30、現地到着。談笑しながら昼食をとる。今回のメンバーは、小池夫人が唯一若いものの、平均するとほぼ40才というやや高齢気味である。 7:00、準備開始。洞口までは全員がダブルバッグ状態になることが判明、重さかサイズか、慎重にバッグを選ぶ。 8:00、洞口へ向けて出発。後で気が付くが、名物ヤマヒルは見当たらない。子供の話をしながら道なき道を進む。 8:20、洞口到着。談笑しながらSRT装備を装着。 8:30、倒木を避けてから入洞開始。小池、松本、小林、千葉、細野、小池夫人、関の順で進む。 久々のマイコミの堅穴は、相変わらず第1ピッチまでの横穴がつらい。 9:00、第2ピッチに到着。ここは空中トラバースしてから降下するため、タックルバッグが重いと辛い。そういえばこのバッグ、何が入っているんだろうか。 千葉はここでスレイブユニットのテスト撮影をする。 10:15、第8ピッチに到着。ここはロングピッチであるが、ピッチヘッドが前回来た時とは違っていた。やはり空中トラバースしてから降下するようになっており、途中のディヴィエーションもえぐい。フランス的というか、パワー系である。 千葉はここでもスレイブユニットにて撮影をする。 10:30、千葉が撮影にもたついている間、みなは第9ピッチを通過して−150m地点に到着。関さんを中心に食事の準備を始める。そう、地底食堂の開催である。 千葉の双子誕生祝い、小林の誕生日祝いをみなからしてもらい、楽しくて満腹のひと時を過ごす。輸入装備代金もここで集金。ケイバーたる者、なんでも地底である。 松本は初入洞だったために最深部まで行くことを進めるが、お腹もいっぱいのようで、降りることを拒否する。ま、付き合おうとする者もいなかったが。 12:00、小池夫人の手作りケーキを食べてから出洞開始。千葉は撮影しながら、小池・関はロープを張替えながら洞口を目指す。 千葉は第8ピッチを数回休みながら登り、ピッチヘッドのトラバースに難儀する。これ、初心者の頃だったら通過できなかったかもしれん。 15:00、細野、千葉、小林、松本、小池夫人、小池、関の順で出洞。 15:30、洞口を後にする。 16:00、車両に到着。ブヨにたかられながら着替えを済ませて移動。 17:00、細野車(細野・千葉・松本)はJ.E.Tの拠点「J.E.Tハウス」に顔を出すが、気配はあるものの誰もいない。体験ケイビングをしているようである。置手紙をして立ち去る。 17:30、「道の駅ラステンほらど」に到着。千葉は地元の土産を買いあさり、他の者はソフトクリームなどを食す。 18:00、「武芸川温泉 ゆとりの湯」にて入泉。露天風呂で子供の話。関さんとはここで解散する。 19:00、東海北陸自動車道・美濃ICから乗り、東京を目指す。 22:00、中央自動車道・双葉SAにて細野車だけ夕食。小池車とはここで解散となる。 23:30、千葉宅到着。解散となった。 今回はファンケイビングが中心となってしまったが、このメンバーでの活動はすこぶる楽しい。10年以上、遊ぶメンバーが同じとは高齢化が進むはずである。(文責 千葉伸幸)
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