タイトル | 地底旅団ROVER元老院第272回CAVING | ||||||||
サブタイトル | 目指せ熊石!SRT訓練 at 日立市・大久保の風穴 | ||||||||
分 類 | 訓練ケイビング | ||||||||
入洞洞窟 | 大久保の風穴(風穴鍾乳洞) | ||||||||
日 程 | 2012年8月17日(金)〜18日(土) | ||||||||
参加者 | 脇海道、木嵜、芦田、浅倉 以上4名 | ||||||||
「大久保の風穴」は総延長504.7m、高低差43.4mの竪穴である。風穴は天神が造ったもので、人間がこの洞穴に入ろうとすると必ず中から風が吹き出してくるという民間伝承がある。また、「六畳の間」と呼ばれるホールには古びた梯子が残っており、竪穴の基本訓練やリギングなど練習する場としてもよく利用されている。 今回の活動は「熊石洞」での活動を行う事を目標としたSRT訓練である。全員技術の確実な定着を目指します。 17日21:30、レンタカーにて千葉宅に到着。装備を積み込んで出発。 24:30、常磐自動車道・日立南太田ICを降り、セブンイレブン日立桜川店にて朝食と昼食を購入。 24:40、「大久保の風穴」に到着。すぐに脇海道・木嵜でテントの設営、芦田・浅倉で夜食の準備を行う。食しながらの談笑。 26:00、テントにて就寝するも芦田が「怖い話しようぜ」と言い出す。始めは芦田の怖い話だけであったが、話が尽きたため、携帯電話を使って怖い話を視聴しようと言い出したが、脇海道が「ワンセグだけは勘弁して下さい」と言ったところで終了・・・・・。 18日7:30、起床、朝食。洞口前の桜川では地元の子供達がイワナの稚魚を放流しており、その保護者の方としばし談笑。つなぎ姿にヘルメットで何をするのか気になる様子であった。 8:30、入洞準備。脇海道・芦田にてロープチェック、木嵜指導にて浅倉の装備確認。 9:30、入洞開始。芦田は「六畳の間」をリギング、脇海道は木嵜監修にて「第1ピッチ」のリギングを行う。 11:00、芦田・脇海道のそれぞれのリギングが終了し、2人は「第2ピッチ」のリギングへ。 「六畳の間」では木嵜指導のもと浅倉の基本訓練を行う。久しぶりのSRTとのことで悪戦苦闘。ロープを張る人によってもSRTのしやすさに違いがあると実感。 12:30、浅倉は辛くも木嵜の合格をもらい、2人で「第1ピッチ」「第2ピッチ」「第3ピッチ」と降りる。 13:30、最深部にて全員合流。しばし遅めの昼食をとる。 14:00、撤収開始。「第2ピッチ」は芦田、「第1ピッチ」は脇海道、「六畳の間」は木嵜がデリギングを行う。 15:30、出洞。川で装備洗い。 16:30、「大久保の風穴」出発。 17:00、「はぎ屋旅館」到着。おなじみのかじめの湯に入浴。黄昏時の太平洋を臨む景色はとても美しいものです。 お風呂上りに脇海道の差し入れ「赤福」を頂く。 17:30、「はぎ屋旅館」出発。高速道路は渋滞しており、全員かなり疲れていたため、夕食をどうするか考えた末、最近のSAエリアは充実しているということで、何かの食を目指して出発。 18:00、日立太田南ICから常磐自動車道へ。 18:30、友部SAにて夕食をかねて休憩。ご当地グルメを探すも、これといった夕食を見つけられず。脇海道・芦田・木嵜は地鶏の丼物定食、浅倉はラーメン。一様に可も無く不可も無くと言った感想。ただ友部SAはとても綺麗に整備されており、フードコートも充実していた。 19:00、友部SA出発。 20:30、渋滞にはまることもなく無事に脇海道宅に到着、解散。 今回のSRT訓練では、脇海道・芦田ともにリギング技術が向上しており、木ア含め「熊石洞」に向けて格段に技術が向上していた。浅倉は久しぶりの活動という事もあり、基本的なSRT技術に加え、まず体力不足の問題をしみじみ感じたケイビングとなったた。(文責 浅倉大介)
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