タイトル 地底旅団ROVER元老院第26回CAVING
サブタイトル 第1次奥多野ちゃんから穴調査
分 類 調査(測量)ケイビング
入洞洞窟 ちゃんから穴(珍空洞・チャンカラ洞)
日 程 2000年3月26日(日)
参加者 千葉、雨宮、小園、細野、山下、村田玲奈(あなもぐらん?) 以上6名
立処山麓の食事処「木古里」の主、高橋隆氏所有の未測量の洞穴があると聞き、測量許可を得た。
後日調べてみると、1984年に明治大学地底研究部が測量、「群馬県洞穴地域調査報告書 中里村(叶山・立処山)編」として報告してることが分かった。
しかし、当時と比べて国道拡張工事のために洞口が増えており、また縦断面図もなく総延長も約300mとの報告であった。さらに高橋氏の強い要望もあったため、測量対象に十分値すると判断した。
当日は「奥多摩ミーティング」で知り合った、琉球のケイビングクラブ「あなもぐらん?」の村田玲奈嬢が測量を覚えたいとのことで参加した。


9:30、「木古里」に到着。挨拶後に洞口へ向かう 。
午前中は2班に分かれ、細野・千葉を中心に上層部と中層部を隅々まで探検する。その後、報告書用のフローストーンのバルブ撮影を行い、いったん出洞して昼食を取る。

13:30、測量を開始する。平面スケッチ千葉、断面スケッチ小園、コンパス山下、メジャー雨宮・細野の体制。村田嬢は一通りを行うことにする。バイパスルートが多いため、細かくマーカーを打ちながら下層部のキノコの早出し栽培を行っているホール、中層部の「くもの巣ホール」を測量する。

17:00、終了となった。


ちゃんから穴産獣骨 ちゃんから穴・くもの巣ホール ちゃんから穴 ちゃんから穴・くもの巣ホール
月の輪熊の骨 見事なフローストーン 狭洞部での測量 測量風景
狭洞が複雑に交差しているためになかなか距離を稼ぐことができず、この日の測量は75.4mであった。(文責 千葉伸幸)

「活動報告」に戻る
 次の「個別活動報告」へ進む TOPへ戻る

2000 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp