タイトル | 地底旅団ROVER元老院第206回CAVING | ||||||
サブタイトル | 奇祭!穴祭り2007 | ||||||
分 類 | 合同・ファンケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 珊瑚洞 | ||||||
日 程 | 2007年11月24日(土)〜25日(日) | ||||||
参加者 | 細野、木嵜、吉田勝次、稲垣雄二、近野由利子、伊藤天哉、鈴木健士、加藤(後藤)純子、柏木健司、藤森真人、吉本亜由美、藤原義行、葛谷憲治、縣智丈、清野衣里奈 ほか(以上、J.E.T) 以上、約30名 | ||||||
毎年恒例となったJapan Exploration Team(J.E.T)との懇親企画である。 J.E.Tとは2002年10月「石舟沢鍾乳洞」から定期交流活動を行っており、今回で通算6回目となる。今回はケイビングメインではなく、グルメメインの交流となった。 千葉・黒田も参加予定であったが、黒田が急性胃腸炎となり東京ERへ。そのため、地R元からは細野・木嵜のみの参加となった。 24日0:30、JR国立駅にて集合。経済的に軽自動車で出発することになる。中央自動車道経由にて、まずは丸焼き用「半ブタ」をGETすべく、愛知県小牧市を目指す。アップダウンの激しい中央道では、軽自動車だと坂道では時速80kmという脅威的な低スピードしかでない・・・。 5:15、ほとんど休憩せずに走行するが、予定時間よりも遅れて牧場「メンデルジャパン」に到着。蜷川社長から「半ブタ」を受け取る。自動車の後部座席には、予想を大きく上まわる50kgは軽くあろうかという大きな「半ブタ」1頭分。 挨拶を終え「J.E.Tハウス」へ出発。夜通し運転している細野はハイテンション気味である。 7:00、細野・木嵜両名は「J.E.Tハウス」到着。まだ誰も起きてくる様子が無い。車内で仮眠を取ろうとするが、「半ブタ」に座席を倒すのを拒まれ非常に寝にくい。外気温は−1℃。すごく寒い。 8:00、たたみんこと伊藤氏がハウスから出てきたので挨拶するが、「まだいいよ」と言い残して退散。 8:30、地R元も「J.E.Tハウス」の中へ。次々とJ.E.Tの面々が起き始める。まだ、皆寝ぼけて動きが鈍い中、朝食の2羽分入った「鳥粥」・手作り「ハム」を準備し始める。 さっそく「ハム」薄切りバトル勃発。J.E.T代表:藤森氏vs地R元代表:木嵜。出だしは藤森氏の華麗な薄切りを繰り出す。負けじと木嵜挑むが、上手く切れない。このまま負けてしまうのはくやしい。バトルは2個目に突入。最初に木嵜が薄切りに挑戦。今度は華麗なる薄切りハムを繰り出すことに成功。残りを藤森氏が挑むが、上手く切れない。結局、ハムが小さくなってくると上手く切れないことが判明。両者五分五分の戦いで終了。 9:00、そんななか隣では、夕飯用の「ラーメン」の麺打ちが行われている。たたみんさんが今回の料理長。アルコールを片手に指示が飛んでいる。 そして、朝食の「鳥粥」が出来上がり食べてみると、鶏ガラが効き本当に美味しい。下手な中華料理店なんか比べものにならないだろう。 そんなこんなで、ついに「半ブタ」のベールを解くときがきた。梱包を脱がすと、背骨の髄まで観察できるほど綺麗に縦に真っ二つにされたブタ一頭分の姿が出現。みな、その姿に写真やら近づいて観察やら、興味津々の様子。他の料理の準備に段々取り掛かり始めたところで、洞窟いくの?という声が。行かないメンバーが圧倒的に占める中、若者は洞窟に入る気満々!ということで若者メンバーは「珊瑚洞」に行くことになった。 10:00、「珊瑚洞」班は、近野・藤森・縣・吉本・仮J.E.T2名・雑誌記者・木嵜の計8名で出発。吉田隊長は洞窟にあたかも入るかの如く、歩いて洞口に向かう姿を写真に収め、満足そうに戻っていった。 洞内では、入洞してすぐは物静かだった面々も段々打ち解け始め、最終的には泥パックをし合い、洞内で笑い声が響くほど楽しく過ごす。そして出洞と思いきや、畑の下方面の支洞を詰めることになり、最後には泥々になりながら出洞した。 12:00、「珊瑚洞」班出洞。洞窟班はお腹も空腹になり、焼き始めただろうブタを楽しみに「J.E.Tハウス」に戻る。そして、次の瞬間、目を疑うブタの姿が・・・。真っ黒黒こげになって吊るされているブタの姿に一同愕然。どうも、勢いよく油が垂れ油に引火した模様。洞窟に入っている間にどんだけ火だるまになっていたのだろうか。 しかし、黒いガードを剥がすと、中の肉はジューシーでこのまま食べても美味しかった。吉田隊長と豚にかじり付く姿を写真に収め、吉田隊長・木嵜は大満足。昼食は「牛丼」と「鳥粥」。これまた美味しい。 13:00、まだブタは焦げ付いたまま、油を滴らせている。夕飯用ラーメンの麺作り開始。 17:30、夕飯は「ラーメン」「鯛の塩釜焼き」、そして「ブタ」。ブタは吊るした状態のまま6人体制で焼いたり、切ったりするが、なかなか手ごわい。外は丸焦げだが、中は火が通ってなく切りづらい。そして、量の多さにみな拒否反応を示す。ブタをやっと切り終わると、ブタ班は疲れ果ててる様子。「J.E.Tハウス」にやっと戻り色んなものを食べるが、食べ物が豊富過ぎて残っている。このまま飲みながらダラダラと和気あいあいと時間をすごす。 25:00、順次消灯。細野はシュラフに入った瞬間に秒殺。長旅に疲れていたんだろう。 25日9:30、順次起床。1階に寝ていたJ.E.Tの面々が順次起き始める。朝食は昨日の残りの「鳥粥」&「鯛の塩釜焼き」、そして稲垣氏が取ってきた「キノコ汁」。みな昨日から食べ過ぎてお腹すかない様子。見ているだけでお腹いっぱい。そのまま方付けに突入。細野はゴミ燃やすが、そのなかは鳥、鯛、ブタの骨が大量で骨壷に入れようと思ったほどだった。 12:00、最終食事として「鳥雑炊」「鯛の塩釜焼き」「ラーメン」「霧穴風玉葱サラダ」。ほとんど残り物だが、何回食べても美味しい。木嵜的には「ラーメン」にスープは絶品。 14:30、片付け完了後、今回行くはずだった喫茶「マウンテン」は千葉・黒田が不参加だったため、次回に持ち越しとなり地R元撤退となった。まだ、J.E.Tの面々はのんびり過ごすみたいである。 19:00、中央自動車道で渋滞発生していたため大月ICで降りることにした。下道から渋滞している高速を眺めつつ走行するが、かなりのタイムロスになった。 20:30、東京到着。千葉宅にて活動報告、黒田に「鳥粥」の差し入れしたあと解散となった。 J.E.Tのメンバーは吉田隊長を始め、個性豊かなメンバーが勢ぞろいしていた。今回は「穴祭り」ではなく、間違いなく「グルメ祭り」だった。しかし、この様な機会があり他団体との交流があることはすごく良い機会になった。本当にJ.E.Tのメンバーには楽しい時間を提供してもらったと思う。 2008年は関東で開催予定なので、J.E.Tのメンバーに楽しんでもらえるように努めたい。(文責 木嵜ちひろ)
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