タイトル | 地底旅団ROVER元老院第200回CAVING | ||||||||
サブタイトル | 第26回秋吉台ケイビング集会 | ||||||||
分 類 | 合同・訓練ケイビング | ||||||||
入洞洞窟 | 姫山の穴 | ||||||||
日 程 | 2007年9月1日(土)〜9月2日(日) | ||||||||
参加者 | 千葉、後藤聡、石川典彦、松澤亮、栗栖隆一(以上、東京スペレオクラブ)、村上崇史、飯田暁、北條伸英(以上、帰水会=山口大学洞穴研究会OB会)、幸田千聖、肌野貴雄、藤田哲朗(以上、山口大学洞穴研究会)、山崎麻里(秋吉台科学博物館)、池野世新(香川大学医学部ODSC)、黒田朋子(岡山大学ケイビングクラブ)、福田瑛輝(京都産業大学探検部)、大西竜二(愛媛大学学術探検部)、池内悠(鳥取大学探検部)、白米美帆(高知大学学術探検部)、江田晴彦(広島大学探検部)、坪井明信、田辺清治、大田勝征、竹田勇二、竹田圭維(以上、美祢消防所)、水島明夫(洞穴科学調査会)、ワイルドバッツ、パイオニアケイビングクラブ、東洋大学探検部ほか 以上104名 | ||||||||
東京組(千葉+東京スペレオクラブ)は、「入見穴見戸の穴」でのプレ活動後のレスキュー講習の講師としての参加である。 1日4:00、「入見穴見戸の穴」ファンケイビング後に秋吉台科学博物館で消灯。 7:30、野宿していたため蟻にかじられて起床。 8:00、「秋芳洞」付近の川へ移動して装備洗い。カメラ現場監督DG−5Wも洗うが、電池ボックスパッキンの不具合により漏水して昇天。防水機能を信頼していたカメラだっただけに残念である(後日、アフター代理のソニーに問い合わせたが、製品過失は認めなかった)。 9:00、受付。これまでケイビングジャーナルなどの件でメール交換をしていた山崎さんや藤川さんとご挨拶。これだから大会は面白い。 9:30、開会式。ホスト側の藤川さんや山口大学洞穴研究会から今後の指示を受ける。 10:00、各コースに分かれて活動開始。 「Aコース・洞窟セミナー」は、午前は座学、午後は「秋芳洞」などでの巡見を行った。 「Bコース・ラダー講習」は、秋吉台科学博物館の屋上からひたすら昇降し続けた。すごい。 「Yコース・洞内討論会」は、あちこちの横穴へ行き、各自思い思いのことを発言したようであった。 「Cコース・レスキュー講習」は、講師5名(後藤・石川・千葉・松澤・栗栖)、講習生19名。19名中16名がSRT未経験または初心者で、5名が娘っこケイバーであった。午前は座学。海外の救助組織、事故例、事故分析をパワーポイントを用いて説明した。午後は秋吉台科学博物館で洞外訓練。流動分散、Zリグ、ストレッチャー搬送、チロリアンブリッジの作り方を講習した。講習生は経験が浅いもののモチベーションは高く、積極的に参加していた。 17:00、秋吉台ロイヤルホテルで入浴。はやくも「入見穴見戸の穴」活動のせいで節々が痛い。 18:00、総会。 19:00、懇親会。地R元としては焼酎「巌窟王」を差し入れする。他にも生ビール、瓶ビール、消防署や各クラブからの差し入れと、アルコールは飲みきれないほどである。クラブごとの挨拶や一芸が披露され、またメールでしか話したことのない学生とも初対面ができ、楽しいひと時であった。 22:00、以降、各自消灯となる。 2日6:00、起床。 8:00、各コースこどに活動開始。 「Aコース・洞窟セミナー」は、「秋芳洞」「サンゴ洞」「平原の穴」での巡見を行った。 「Bコース・ラダー講習」は、「炭焼き小屋の竪穴」「鐙峠の竪穴」での実践を行った。 「Yコース・洞内討論会」は、やはりあちこちの横穴へ行き、各自思い思いのことを発言したようであった。 「Cコース・レスキュー講習」は、「姫山の穴」にて実践。洞口付近にて、スロープチロリアンブリッジ、ホーリングシステムを作り、2回の搬送を行った。1回目はかけ声も出ない状態であったが、2回目はお互いに声を掛け合い、半分以下の時間で搬送できた。講習生もこれでケイブレスキューというものをおおよそ理解できたのではないだろうか。 16:00、閉会式。 17:30、片付けを終え、名残惜しみながら飯田君の車で空港へ向かう。 18:30、山口宇部空港到着。夕食をとり、相方への土産としてフグ刺しや大粒辛子明太子を購入。これでまた秋吉台へ足を運ぶことができるだろう。栗栖君は一足先に出発。 19:30、千葉・後藤さん・石川さんは全日空(ANA)で出発。 21:00、羽田空港到着。解散となった。 秋吉台ケイビング集会でのレスキュー講習は初めての試みであったそうだが、成功したのではなかろうか。 また、今回の講習生が各クラブの要となり、ケイブレスキューに関して意識するようになって欲しいものである。(文責 千葉伸幸)
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