タイトル 地底旅団ROVER元老院第102回CAVING
サブタイトル JET合同ファンケイビング at 山県市・珊瑚洞
分 類 合同・ファンケイビング
入洞洞窟 珊瑚洞
日 程 2003年6月28日(土)〜29日(日)
参加者 酒井、千葉、細野、黒田、中野、春山、吉田勝次、稲垣雄二、古川朋幹、伊藤天哉、近野由利子、五藤純子、鈴木健士、村橋美香、水野敦、平田恵理子、梅津幸代、武市晃洋(以上、Japan Exploration Team)、山口文恵(九州大学探険部OG) 以上19名
珊瑚洞・洞口Japan Exploration Team(以下「J.E.T」と略す)との合同活動である。
J.E.Tとは2002年10月にガールスカウト対象で行われた体験ケイビングの際に初顔合わせをしている。その後、J.E.Tの活動地域での合同ファンケイビングが企画され、今回の活動が実現した。


28日19:30、酒井・千葉・細野・黒田は府中ICを出発する。

21:30、電車組(中野・春山・山口)はJR稲沢駅にて集合、J.E.Tの近野さん、五籐さんによりピックアップされ、吉田隊長の経営するJ.E.T Barへ向かった。

24:00、車両組がJ.E.T Bar到着。地R元は店自慢のキルケニービールを注文して乾杯をした。3FのJ.E.T事務局には吉田さん・近野さん・五籐さん・梅津さん・平田さん、遅れて古川さんが駆けつけてくれて、初顔合わせながら自然に洞穴話などで盛り上がった。特に吉田隊長の話からは、J.E.Tのケイビングにおける技術面や活動力の高さをうかがい知ることができた。

27:00(3:00)、この日のJ.E.T Barでは月一回のクラブナイト開催中で、寝付けるかどうかが計画時から心配されていたが、千葉・酒井を除いてすんなり就寝した。
JET Bar JET事務局 JETハウス
手作りのJ.E.T Bar J.E.T事務局での懇親 手作りのJ.E.Tハウス

29日5:30、起床。酒井・千葉は睡眠1時間程度。寝た感じがしない。

6:00、J.E.Tの村橋さん・水野さん・稲垣さん・武市さん合流後、J.E.T Barを出発。

7:00、岐阜県内に入ってガストで朝食。吉田隊長のモーニングメニューについての講義後、全員が「500円おかわり自由セット」を注文。東海地方のモーニングサービスに驚いてしまった。さらに車で移動し、途中コンビニで昼食を購入、J.E.Tハウスへと向かう。

9:00、J.E.Tハウス到着。先に来ていた鈴木さん・伊藤さんと合流。J.E.Tハウスは、すぐ横に小川が流れ、とても開放的な雰囲気のなんとも心地の良い環境である。地R元一同「こんな施設がうちにも欲しい!」と、とても羨ましい気持ちでいっぱいになった。

10:00、アプローチ開始。吉田隊長の洞口案内のもと、J.E.Tハウスから約5分で洞口到着!!(J.E.Tハウスはなんとも便利な場所にあったのだ)。 洞口前で記念撮影後、地R元のみで入洞した。
最初にメクラヨコエビの棲息するというプールを目指していたが、気づかずに通過してしまった。後で教えてもらったが、あいにくの増水で確認できなかった。洞床には泥が多く、ついはめをはずして泥の付け合い(泥パック)をしてしまった。
最後に酒井・中野・黒田・春山には初めての水潜りを体験することとなる。千葉が先頭で入っていき後続を誘導したのだが、中野は何度も呼吸を合わせて、なかなか潜ることができない。それとは対照的に笑いながら難なく通過する黒田と、なかなか各自の反応が違っていた。古川さん・鈴木さん・稲垣さんがすかさずフォローに入ってくれ、「滑り台」も何とか登ることができた。この水潜り体験で非常に満足感を得た。

15:00、出洞した。
J.E.Tハウス横の川で装備洗い。天気もよく気持ちよく川に浸かった。吉田隊長のバケツ水かけ攻撃に春山はびしょぬれになる。その後、J.E.Tハウスでは、改めて自己紹介をするなど、J.E.Tのメンバーの名前&ニックネームと顔が一致した。皆で談笑し、伊藤さんはピアノ、春山と古川さんは笛を吹いたりと各自ゆったりと楽しい時間を過ごした。

14:30、J.E.Tハウス出発。東海北陸自動車道にて一宮タワー(138m)を左手に確認。

16:30、稲沢市内「風来坊」にて宴会をとりもっていただき、さらに友好を深めることができた。食べ物も手羽先の唐揚げ・名古屋コーチンのたたき・しぐれ茶漬けなど名古屋名物はどれもおいしかった。

19:00、再びの合同活動を約束してJ.E.Tと別れた。帰りは電車組の中野、春山も同乗し一路東京へ向かった。

23:30、府中到着、解散。


今回の活動は、「珊瑚洞」の水潜りもよかったが、何よりもJ.E.Tとの交流をもてたことが一番楽しかった。ここまで打ち解け合うことができたのも、"J.E.Tの吉田隊長と地R元の千葉とが何か似たものを持っている"ということを誰もが感じていたからではないのだろうか。J.E.Tの方々からも地R元を快く受け入れて戴き、吉田隊長からは"J.E.T指定特別記念友好団体"という称号まで戴いた。これを機にお互いに刺激しあえる団体として、成長していけることを願うのであった。

なお、今回の活動について、各参加者の感想がJ.E.Tメールマガジン「EJJ 2003/7/7号」「EJJ 2003/7/11号」に掲載されました。
EJJに関してはこちらからhttp://www.blueridge.co.jp/jet/mm.htm (文責 酒井智文)
珊瑚洞 珊瑚洞・プール 珊瑚洞
泥水に浸かりながら前進 エメラルドグリーンのプール 泥パック完了
東洞 柿野川東洞谷 JETハウス
細野(右端)は水潜り拒否=泥のまま 楽しい楽しい装備洗い まったりと懇親

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