タイトル 地底旅団ROVER元老院第88回CAVING
サブタイトル 第5回イザナギプロジェクト at 多賀町・河内風穴
分 類 合同・調査ケイビング
入洞洞穴 河内風穴(河内の風穴)
日 程 2002年10月12日(土)〜14日(月)
参加者 千葉、細野、後藤聡、大河内彩子、村田昌久、冨永直樹(以上、東京スペレオクラブ)、安田浩一、山本智浩、松丸敦(以上、西日本洞窟潜水研究会)、水島明夫(洞穴科学調査会)、高橋恒太(カマネコ探検隊)、野池耕平(Japan Exploration Team)、Martin Vizjak(Sydney Speleological Society)、三宅壮、青木ゆかり、吉井良介、栗須隆一、小柳祐二、村上崇史、羽良藍子(以上、山口大学洞穴研究会)、清水栄治、宮崎朋彦、槇島啓子(以上、明治大学地底研究部)、門田真司、長瀬貴子、社本吉正(以上、立命館大学探検部)、上山泰史(大阪市立大学探検部)、湊正代(早稲田大学探検部OG)、後藤元子(明治大学地底研究部OG)、高道和博(大阪市立大学探検部OB)、山口文恵(九州大学探検部OG)、濱中洋平 以上32名
1987〜88年の「鈴鹿プロジェクト」を引き継ぎ、2001年から東京スペレオクラブを中心に行われている滋賀県・河内風穴測量調査「イザナギプロジェクト」、今調査日程は10月12日(土)〜14日(月)である。初の連休合宿ということもあって過去最大の32名が参加、うち13〜14日の活動に参加した。
千葉にとっては初イザナギプロジェクト、細野にとっては初合同調査合宿参加である。


12日20:00、千葉・細野は府中を出発。途中で元子夫人を拾い上げて、東名高速道路経由で滋賀県多賀町へ向かう。

27:00、現地で迷いながらもベースキャンプ「高取山ふれあい公園」到着。いまさらバンガローにもぐり込むこともできず車中泊となった。
河内風穴・最奥部上層
測量ポイントへ向かう
河内風穴・新最奥部
コンパスを読む高道君
河内風穴・観光部
突如現れた洞窟探犬(無所属)
13日7:00、起床・朝食。

8:30、移動開始。「河内風穴」にて入洞準備を行う。

10:00、各班3名体制で調査活動を開始する。
千葉班は最奥部上層の支洞「竜の道」を担当する。体制はスケッチ千葉・コンパス元子さん・メジャー濱中さん。まずはルート確認、ポケコン講習、ポイント設置確認を行い、測量を開始する。放射も含めて48.6mを測量、冨永班に接続して終了となった。担当箇所には微風のある天井高15p・幅40pの狭洞があり、機会があればディギングを試みたい。
細野は安田班において最奥部上層のループ支洞を担当する。体制はスケッチ吉井君・コンパス安田さん・メジャー細野。ここは2000年のイザナギプロジェクト・プレ合宿にて、安田さん・大竹さん・千葉が新たにアンカーを打ってまでループを確認したところである。測量途中、細野が泥床トラバース時に約5m落下するものの打撲だけですみ、本洞に再接続して終了となった。

16:00、完全出洞。
ベースキャンプに戻り入湯、夕食(槇島の力作)をとる。当日は小柳君の誕生日ということで、手作りケーキも振る舞われた。ブリーフィング後に消灯。
14日7:00、起床・朝食。

8:30、ベースキャンプ撤収後に移動開始、入洞準備を行う。

10:00、各班3名体制で調査活動を開始する。
千葉班は最奥部上層のループ支洞を担当する。体制はスケッチ千葉・コンパス&メジャー高道君。狭洞部と2人体制ということもあり、コンパスは全て逆読みで行った。共に測量慣れしていることと、つい最近ケイブエキスポで活動したということもあり、短時間に25.4mを測量、水島班へ1本基線を伸ばして終了となった。
細野は高橋班において最奥部上層の支洞を担当する。体制はスケッチ高橋さん・コンパス細野・メジャー元子さん。楽しく会話をしながら担当箇所を終了させた。
また、安田班は水流部の仮偵察を行い、次回に本偵察を行うことになった。

14:00、完全出洞。 装備洗い後にブリーフィング。

15:30、現地にて解散となった。
帰路、名神自動車道と中央自動車道にて計35qの渋滞に巻き込まれながらも、駒ヶ根SAで名物ソースかつ丼を満喫する。

23:00、府中解散となった。


今回は32人体制合宿となり、西日本学生ケイバーと交流する機会が持てた。千葉は北方より招集がかかるまで、全面的にこのプロジェクトに参加するつもりである。次回は12月中下旬になる予定。(文責 千葉伸幸)

「活動報告」に戻る
 次の「個別活動報告」へ進む TOPへ戻る

2002 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp