タイトル 地底旅団ROVER元老院第23回CAVING
サブタイトル 明けまして御入洞 -millennium- at 滝根町・あぶくま洞
分 類 観光・観察(メクラヨコエビ及び鉱物)ケイビング
入洞洞穴 あぶくま洞−鬼穴、花園神社洞穴(花園鍾乳洞)
日 程 2000年1月2日(日)〜3日(月)
参加者 千葉、雨宮、酒井、小園、黒田 以上5名
花園神社洞穴
セピオライトの観察
あぶくま洞・古城
石柱「古城」
リカちゃんキャッスル
リカちゃんキャッスル(外見ラブホ)
酒井は栃木県大田原市在住のため、たまには「酒井方面」へ行こうということで「あぶくま洞」観光が計画された。
当然それだけでは物足りないので、平さん@あぶくま・けいばぁず・くらぶから頂いた報告書をもとに「花園神社洞穴」でのメクラヨコエビと鉱物の観察を行うことにした。恒例の年明けお気軽企画である。


2日16:30、予定より大幅に遅れて「花園神社洞穴」に到着。入洞を開始する。
「夕暮れの間」よりミニメアンダートレンチ「かかし道」を通り、「ヨコエビプール」に到達。ここでメクラヨコエビの観察を行う。
プール西側を中心に100匹以上が棲息しており、一同困惑。千葉・黒田は「さんしょう洞」で2〜3匹、雨宮・酒井は「秋芳洞」で10匹程度しか見たことがなく、これほどまでに大量に見たことは無かったためである。あんなに愛おしく見えたヨコエビが気持ち悪い。所詮、ウジ虫と同等レベルなのか。
また、プール南側には約50匹のコキクガシラコウモリが冬眠しており、なかには鑑札をつけたものもいた。このプール周辺でセピオライ、低結晶水酸燐灰石、ヴァシェギー石?)を確認、また花崗岩脈も2ヶ所で確認した。

18:30、「天井裏」を通って出洞。天井高1m未満のところが多く、終始匍匐していた洞穴であった。

酒井宅で宿泊。
3日11:00、「あぶくま洞」へ到着する。
探検コースも見学したが、アクリル板が邪魔で非常に見づらいものであった。また、全体的には風化が進んでおり、出口付近のリムストーンプール「あぜ田」は完全に干上がってしまっていた。やはり一昔前に開発されたの観光洞はこうなってしまうのであろうか。


帰路には、某人の熱望で「リカちゃんキャッスル」に足を運んだが、千葉・雨宮・酒井にとっては倒錯の世界であった。(文責 千葉伸幸)

「活動報告」に戻る
 次の「個別活動報告」へ進む TOPへ戻る

2000 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp