洞穴名 内間木洞(うちまぎどう)
別 名

風穴・神の岩穴・上の権現穴・上岩穴

所在地 岩手県久慈市山形町大字小国字内間木
アプローチ 平庭高原より県道29号(野田山形線・冬季閉鎖)を野田村方面へ進む。卯坂峠を越え、天然記念物「内間木洞」の標識を右折、舗装路終点まで進むと開口している。周辺図(Yahoo!地図)
管理状態

管理洞(許可必要=久慈市教育委員会・地主) 

縦断面分類 横穴
規 模

総延長6344.4+m 高低差66.2+m(岩手県地学教育研究会〔2013〕:「岩手の地学 第33号」より)

洞穴情報 氷筍群「下の岩穴第2洞」とともに信仰対象とされていたが、現在は対象が変わり春日大明神が祭られている。
かつては観光洞であったが現在は調査・教育関係者のみが入洞可能、1995年からは「内間木洞調査委員会」プロジェクトが再測量調査を行っている。

洞内はいくつかの支洞に大別され、冬季には洞口付近で氷筍が見られる。
「北洞」は複雑に上下層が接続しており、一見迷いやすい。
「南洞」は観光部となっており、簡単なクラックが楽しめる。
「稲妻洞」は「魔のチムニーbQ」「銀河の滝」など見所が多く、ムーンミルクも見事である。「お化けトンネル」は大雨により簡単に水没してしまうので要注意。
「風寒洞」には「押しの一手」と呼ばれる狭洞部と落ち込み「死の谷」があり多少苦労するが、「あきらめのホール」のカルサイト結晶は見事である。また、地R元のディギング活動により「砂沈支洞」が発見された。
「新川洞」は洞奥で水流が見られる。
洞口は施錠されており、一般ケイバーは入れない。(文責 千葉伸幸)
入洞者

千葉の、酒井、細野、小園、千葉さ、中野、大池、宮野原、村野て、杉山(家崎)、小池、有馬、櫻田、矢島

最終入洞日

2024年2月11日(櫻田、矢島)

み る 平庭高原:旧山形村のシンボル。白樺林が素晴らしい。
たべる

ビア・ビレッジ白の森:国道281号沿い平庭高原。短角牛をつまみに地ビールが最高!рO194−72−3013

いやす

新山根温泉「べっぴんの湯」:日帰り入浴可。480円。県道29号から少し入る。露天風呂あり。連休などには露店が並び、豆腐田楽など地元料理が楽しめる。рO194−57−2222

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