富士風穴第１

洞穴名	富士風穴第１（ふじふうけつ）
所在地	山梨県南都留郡富士河口湖町精進
アプローチ	富士吉田市街より国道１３９号線（富士パノラマライン）を上九一色村方面に西走する。焼間交差点を左折、富士宮鳴沢線（開拓道路）を南下し上九一色村へ入る。左手に駐車スペースが現れ、そこより徒歩で樹海を進んだところに開口している。周辺図（マピオン地図）
管理状態	管理洞（許可不要＝山梨県）
縦断面分類	溶岩洞
規　模	総延長５８２.０ｍ　高低差？ｍ（日本洞窟学会火山洞窟学部〔１９９８〕：「'９８ケイブフェスティバルガイドブック」より）
洞穴情報	８６４年（平安時代）の長尾山溶岩流により誕生した。明治後期には養蚕貯蔵庫として機能しており、１８８０年に明治天皇、１９２２年に摂政宮であった昭和天皇が天覧、１９２９年には国指定天然記念物に指定された。１９９３年にはバラエティ番組ロケによる発泡スチロール爆破で大問題となった。洞口は陥没孔で、１９２２年に築かれた石段を下りると、そこより上流部と下流部に大別される。上流部は比較的暖かく、洞奥では熔岩棚が観察できる。下流部は通年氷床が見られ、最奥部には氷柱も発達する。３～４月に氷が最大限発達するが、近年減っていく傾向にある。国指定天然記念物。（文責　千葉伸幸）
入洞者	千葉、雨宮、酒井、細野、千葉さ、山下、朝倉、中野、村野て、大池、宮野原、渡辺
最終入洞日	２００３年１２月１４日（千葉、雨宮、酒井、細野、千葉さ、中野、村野て、大池、宮野原、渡辺）
たぺる	シルバンズ：ドギーパークに隣接。富士の天然水を使用したビールが楽しめる。℡０５５５－８３－２２３６
み　る	なるさわ富士山博物館：道の駅「なるさわ」内。富士山や溶岩洞が学べる。周辺には散策路があり、熔岩樹型が観察できる。℡０５５５－２０－５６００
いやす	富士眺望の湯ゆらり：日帰り入浴施設。１２００円。道の駅「なるさわ」に隣接。露天風呂、洞窟風呂のほか様々な風呂が楽しめる。℡０５５５－８５－３１２６

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