タイトル 地底旅団ROVER元老院第94回CAVING
サブタイトル 地R元対大多鬼丸 at 滝根町・鬼穴
分 類 合同・観察・観光ケイビング
入洞洞窟 鬼穴−あぶくま洞(釜山鍾乳洞・阿武隈洞)
日 程 2003年1月19日(日)
参加者 千葉、細野、春山、平宗雄、渡辺欣孝(以上、あぶくま・けいばぁず・くらぶ) 以上5名
鬼穴・八畳敷
「鬼穴」の洞床はグアノだまり
鬼穴ドリーネ
鉄柵に覆われた「大滝根洞」入口
ねこじゃくし
「入水鍾乳洞」の流入口
前々から「いわき湯本温泉」に行きたいと思っていたところへ、洞穴パスポートを手に入れたばかりの春山が「あぶくま洞」で押印したいとリクエスト。それでは平さん@あぶくまCCに鉱物や洞穴成因などを教えていただこうということになり打電した。
先日、第91回CAVINGで「大穴鍾乳洞」「入水鍾乳洞」は行ったばかりなので、会場を「鬼穴」に設定。ついでに、気になっていた寄生バエも採集してみることにした。


19日4:00、千葉・細野は府中出発。都内で春山を拾い、常磐自動車道にて現地へ向かう。朝食は春山お手製おにぎりと生春巻き。

9:00、仙台平キャンプ場到着。全員集合する。「大久保の風穴」「諏訪の水穴」の製図途中測量図を見せてもらいながら談笑。その後、準備をして入洞する。

10:00、入洞開始。まずは洞口〜ホール「八畳敷」入口を観察する。特に「鬼穴峠」に貫入しているホルンフェルスは洞内形成に大きな影響を与えたのではないかという説明を受け、付近の溶食形態をじっくりと観察した。
その後、「八畳敷」において、グアノにまみれながらタラナキ石や水酸燐灰石を観察する。
次にもう一つの課題、寄生バエ採集となるが、案の定ホストが見あたらない。この時期でも数頭はいるはずと洞奥へ進むと、「千畳敷」にてキクガシラコウモリ5頭を確認、そっと翼手を広げると3匹寄生していた。素早く動き、がっちりと体毛にしがみつく寄生バエに苦戦するものの無事採集、「鬼穴」における活動を終了した。

11:30、出洞して「鬼穴ドリーネ」見学へ向かう。ここは営林署によって施錠されており、「大滝根洞」への入口だそうである。

12:30、「入水鍾乳洞」流入口である「ねこじゃくし」へ向かう。ここも以前から見てみたかったところである。復路は簡単に山狩りしながら仙台平キャンプ場に戻った。

13:30、平さん・渡辺さんと別れ、地R元3名は「あぶくま洞」へ向かう。ここで遅めの昼食。千葉・細野はそのまま爆睡し、春山はひとり観光部見学を行った。

15:00、滝根町を離脱して、いわき湯本へ。「さはこの湯」に入泉するが、ここで寝不足の千葉が湯あたり。洗い場で動けない。。。

18:00、常磐自動車道経由で都内到着。メキシコ料理屋で夕食を取ってから解散となった。(文責 千葉伸幸)

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