タイトル | 地底旅団ROVER元老院第287回CAVING | ||||||||||||
サブタイトル | 美山町プロジェクト at 山県市・マイコミの堅穴 | ||||||||||||
分 類 | 合同・調査ケイビング | ||||||||||||
入洞洞窟 | マイコミの竪穴 | ||||||||||||
日 程 | 2013年11月9日(土)〜10日(日) | ||||||||||||
参加者 | 細野、小池純、湊幸栄(以上、明治大学地底研究部OB)、小林日(東京スペレオクラブ)、山口真也(東山ケイビングクラブ)、小池啓子、繁田恵里(以上、Gravity Caving Club) 以上7名 | ||||||||||||
1991年に立教大学探険部によって発動された岐阜県「美山町プロジェクト」。ホスト団体が代わりながら、現在も継続調査されている。 今回は「マイコミの竪穴」での人工登攀による探検、調査のサポート及びファンケイビングとして活動を行った。 9日午前中、予定を前倒しにすることを決定する。現地(岐阜県山県市)が10日9:00頃より強雨になることが濃厚となったためである。「マイコミの竪穴」はドリーネ底部に開口しているため、大雨での増水時には水没してしまう。 14:30、細野は家庭の予定を変更し、小林さんとJR東小金井駅で合流して出発。中央自動車道・府中国立ICより西走、東海環状自動車道・関広見ICで降りる。 20:00、合流場所であるファミリーレストラン「ジョイフル 岐阜高富店」に到着。公共機関で到着していた湊さんも合流。 21:30、夕食を済ませて移動。 22:00、現地到着。入洞準備を済ませて活動開始。 22:30、洞口到着。土砂・流木にて洞口が完全に埋まっていたが、湊さん中心に全員の協力による撤去作業が行われて見事に開洞。 23:00、先発入洞者(小池・湊)が入洞開始。以降、次々と入洞する。 しかし、洞口より第1ピッチまでの横穴部分は狭く、SRT装備を装着した状態では移動困難であるため、装着は待機人数制限のある第1ピッチ上部で行われているため早々に渋滞が起き始める。 10日0:00、最終入洞者(細野・山口)がやっとこさ入洞開始。 0:30、細野・山口は第1ピッチを降下。時々渋滞を起こす中、休憩兼洞内睡眠。 徐々に下降するにつれ、ピッチの距離が増すような感覚にとらわれる。久々の弾丸活動…疲れてきているせいなのだろうか。 4:00、最深部−195m地点に到着。おにぎり1個食べるくらいの時間だけ休憩。小池(啓)に「ハイハイ、細野さん登り始めて」と言われ、渋々登り始める。 途中、登攀・新規ルート開拓活動していた小池(純)・湊班に細野と山口は過去活動で出たゴミが目一杯詰まったタックルバックを渡され、洞外に搬出するよう頼まれる。水も吸っていて重いこと限りなし。 7:40、細野・山口は出洞。外は天気予報通り小雨が降っている。皆の出洞は待たず、車に移動。 8:00、駐車場所にて着替えをし、車中で待機。雨が徐々に強くなり、最悪の事態も考慮しながら全員が出洞してくるのを待っていた。 9:00、雨風が強くなっている中、全員が駐車スペースに戻ってくる。一安心。 10:00、活動終了。入泉後、美濃賀茂SAにて昼食をとり各車にて解散。 18:00、細野車に同乗していた小林さん、湊さんを都内で降ろし、解散。 19:00、細野が自宅到着。 マイコミの竪穴はドリーネの底に洞口が位置しているため、豪雨ともなると池になり出洞不能になる可能性がある。今回の活動では、天気予報に合わせ、弾丸活動になってしまったが、予報通りの大雨が来ていたため今回の変更は正解であった。 細野にとって−195mの洞窟は初めてであり、登り返しの中で厳しい部分もあったが、楽しい活動であった。(文責 細野誠)
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