タイトル | 地底旅団ROVER元老院第286回CAVING | ||||||
サブタイトル | BS−TBS龍泉洞撮影サポート at 岩泉町・龍泉洞 | ||||||
分 類 | 合同・マスコミ補助 | ||||||
入洞洞窟 | 龍泉洞(湧口、湧窟、龍泉窟) | ||||||
日 程 | 2013年10月15日(土)〜16日(日) | ||||||
参加者 | 細野、家崎、菊地敏雄(日本洞穴学研究所)、松本力(東山ケイビングクラブ)、後藤聡、岩切恵美子(以上、東京スペレオクラブ)、林由季子(東洋大学探検部)、石丸健次郎、小林麻耶、撮影スタッフ10名 以上19名 |
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日本三大鍾乳洞のひとつとされる国指定天然記念物「龍泉洞」。本洞穴は透明度日本一という地底湖が見所の観光鍾乳洞である。 今回の活動はBS−TBS「世界大探検ミステリー 地下の絶景をめぐる旅」の撮影サポートである。 12日19:30、細野は単独で関東を出発。 13日1:30、東北自動車道・矢巾PAにて車中泊。ちょうどこの頃、松本が移動。細野車が確認される。 7:00、矢巾PA内の「やまなかや」にて朝食。 9:20、関東新幹線組(岩切・林)とJR盛岡駅にて合流、岩泉町へ。 11:30、廃駅となった岩泉駅駐車場にて松本と合流。そばにある焼肉屋「ママハウス」で昼食。 12:30、龍泉洞事務所へ移動。武田所長に挨拶後、宿舎である尼額公民館に移動。 14:30、宿舎整備を終えてから買出し。 16:00、松本が大量に買い付けたのはサンマ。炭焼きの準備。 前々龍泉洞所長の加藤さんより松茸の差し入れ。時期的に終盤の松茸で、今年は豊作ではないと言われたが立派な4本である。 17:00、外は雨風が強かったため、調理場でサンマ祭り開始。換気全開ではあったが涙が出るほど煙でモクモク。 菊地さんが到着。途中から仕事が終わった武田所長、前所長小向さん、小野寺さんが宴会に乱入。小向さんより差し入れの松茸とお酒も追加され、大宴会が開始される。 岩切はほぼ一年ぶりのSRT、林は2回目だという事もあり、公民館内でSRT講習。これも良いつまみとなり酒が進む。宮古で水揚げされたサンマは脂が乗っていて美味かった。 23:30、乱入者帰宅。移動の疲れからか、全員早めの消灯。 14日6:00、順次起床し朝食。朝からサンマ。食堂は煙にまみれている。 朝食後に備品の確認を行い、ダラダラと過ごす。 10:00、龍泉洞温泉ホテルで入泉。 11:30、後発隊(家崎・後藤さん)が宿舎に到着。龍泉洞事務所に移動し、ロケ隊の到着を待つ。 12:30、ロケ隊到着。昼食。ミーティング。台風の接近に伴い、大幅な撮影スケジュール変更となる。 13:00、サポート隊は人工トンネル出口の壁を利用し、SRT訓練の準備とロケ隊用装備の振り分け。 ロケ隊は龍泉洞周辺風景の撮影。 15:30、ロケ隊が戻り。SRT訓練開始。 18:00、最後のお客さんが出洞し、閉洞となってから活動開始。荷物搬入ルート(第2斜洞)工作班(家崎・松本・後藤さん・岩切・林)と撮影被写体班(菊地さん・細野)と分かれる。 菊地さん・細野は、千葉・山口が開拓したトラバースルートを撮影のため往復。また、昇降している場面も細野が被写体となり、上から撮影される。龍泉洞調査は今現在も続いている…という事も放送しようということらしい。 22:30、撮影及び工作班の活動終了。龍泉洞ホテル愛山にて入泉。 23:30、宿舎到着。夕食。順次消灯。 15日7:00、順次起床。朝食。 9:30、活動開始。第3地底湖にボートを2艇浮かべ、上向きライトを水中に沈め画的に神秘性を出るようにした。 11:30、昼食のため出洞。演者さん達が到着するまで休憩。休憩所の脇で地面に大の字になって寝ている者もいた。 13:00、石丸健次郎・小林麻耶到着。2人の着替え待ち。 13:30、健次郎・麻耶のSRT練習。 健次郎は経験者なので、特にレクチャーすることもなかったが、麻耶はシドロモドロ。健次郎の手ほどきとケイバー全員のフォローで、装備の意味と安全性の確保が取れるようにはなった。 今回は水晶宮の昇降だけで、ぶら下がることはないので、斜面だけの練習。この時点では台風の影響もなく、雨も降らずにすんだ。嵐の前の静けさ…。 洞外練習後、第3地底湖に浮かべたボートに乗り、菊地さん・健次郎・麻耶の絡み撮影。細野は撮影スタッフ用ボートに乗りスタッフ指示のもと、ボートの移動…そういえば、前回の撮影サポートの時も同じ事やったな…と思いだす。 洞外練習時、やぶ蚊に刺された目の上が徐々に腫れだす。 17:30、閉洞後に洞内撮影開始。荷物搬入といっても大きなバッグ3個という少量であることが分かり、せっかく設置した搬入ルートは使用せず、3人(松本・岩切・家崎)のマンパワーで「水晶宮」へ先行して登る。 続いて撮影スタッフが登り撮影ポイントの確保。菊地さんが健次郎、細野が麻耶のお付となりサポート。健次郎がサクサク登り、撮影開始。後に続く麻耶は途中スタッフ全員の移動のため相当な時間待たされることになったが、役目がなかった後藤さん・林・細野で歓談。 やっとこさ麻耶が移動することになったが、撮影自体のほとんどは健次郎が占めていて、麻耶は頑張って登り切ったのに忘れられているような雰囲気。麻耶がかわいそうになってしまった。TV業界って…。 登り切った麻耶と健次郎の絡みの撮影。 静かな雰囲気で撮影が行われているのを知らない松本の家崎への罵声が少し離れたところから響く。家崎が落石を起こし、松本の注意後すぐ2回目の落石を起こし、松本をかすめたそうだ。そりゃ怒られるよ。状況は分からなかったが、細野は腹の中で笑ってしまった。 21:30、上層部での撮影が終わり、健次郎は一人サクサク下降。当初、麻耶にかまっていたのはカメラが回っていたからのようだ。 お付であった細野は下を見て怖がっている麻耶をなだめ、手ほどきしながら下降。途中から菊地さん、後藤さん・細野はフリーで下降しながら麻耶について行きながらサポート。 23:00、撮影終了。荷物の回収及び別ルートのロープ回収も完了し、出洞。龍泉洞ホテル愛山にて入泉。細野は風呂上がりの麻耶に出くわし必要以上のお礼を言われた。そして、やぶ蚊に刺された右目が腫れあがり殆ど見えない状態になっているのを見て心配もされた。麻耶はすっぴんの方が良い。 24:00、外は台風。雨風が強くなり始める中、宿舎にて夕食。順次消灯。
16日7:00、順次起床。外は本格的な台風模様。 8:30、観光部分の撮影となり、アドバイザー菊地さんだけが現地へ向かう。 9:30、龍泉洞事務所に到着。健次郎・麻耶・菊地さんの撮影開始されるのを確認し、第3地底湖に沈めた撮影用ライトの回収を忘れていたため回収。その後は事務所の2階で時間を費やす。 11:00、全員が事務所2階の控室に戻ってくる。サインと写真撮影をお願いして一緒に昼食。 13:00、サポートメンバーは宿舎に戻り後片付。 14:00、現地解散。 16:00、細野車、家崎車は盛岡駅で新幹線で帰京する後藤さん・岩切・林を降ろし、帰路へ着く。 23:00、細野自宅到着。
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