タイトル 地底旅団ROVER元老院第284回CAVING
サブタイトル 龍泉洞撮影下見サポート at 岩泉町・龍泉洞
分 類 合同・マスコミ補助・ファンケイビング
入洞洞穴 龍泉洞(湧口、湧窟、龍泉窟)、明神穴(車門鍾乳洞、マミ穴、熊の穴)
日 程 2013年9月14日(土)〜16日(月)
参加者 細野、菊地敏雄、小向益男(以上、日本洞穴学研究所)、松本力、山口真也(以上、東山ケイビングクラブ)、八重樫薗(龍泉洞事務所)、小橋卓、山口博之(以上、潟Iフィス論) 以上7名
日本三大鍾乳洞のひとつとされる国指定天然記念物「龍泉洞」。本洞穴は透明度日本一という地底湖が見所の観光鍾乳洞である。
今回の活動はBS−TBSの撮影下見スタッフのサポートを行い、同期間に「明神穴」 で測量活動を行っている別動体と合流してファンケイビングを行うことにした。


13日15:30、細野宅を出発。東北新幹線にて北上、JR仙台駅で松本と合流する。
松本宅で一家揃っての夕食。初さんまを楽しみながら、奥様と3人で団欒。

25:00、消灯。
14日7:00、起床。松本家を出発。
途中、朝食で立ち寄った吉野家にて松本が大食漢ぶりを発揮。全部ありありの朝定食で御飯大盛の上、大盛御飯1善別注文。朝から凄い食欲でビックリ。

11:00、龍泉洞事務所に到着。菊地さんと合流し、事務所に挨拶。その後、山口・小向さんが到着。

12:00、撮影スタッフ2名も到着。武田所長と今回の番組趣旨と撮影ポイントの確認を行う。

13:00、菊地さん・松本・山口・細野は焼肉屋「ママハウス」にて昼食。撮影スタッフのSRT練習場所を決めて、練習開始時間までダラダラと時間を過ごす。

16:00、龍泉洞事務所前の高さ約4mの壁と柵を利用し、SRT、トラバース練習場を設置後に訓練開始。洞窟もSRTも初心者である人への訓練は久しぶりだったので、オドオドしている感が有り、見物していて楽しかった。

18:30、最終の観光客が出洞してくるのを見送り、入洞開始。
第3地底湖にボートを浮かべ、撮影当日のイメージをしてもらう。
その後、「水晶宮」を案内。撮影ポイントを確認するが、初心者2名は「水晶宮」へ来たことで疲れ切っていたようだ。暇な細野は虫探し。ナガコムシ、トビムシの撮影。松本は無駄に動いていた。

22:00、一通りの確認を終えて出洞。
菊地さんは同期間で「明神穴」測量を行っている部隊と合流するために、移動。

22:30、宿泊場所「なかや旅館」到着。ここは主が高齢であるため食事をやめてしまったらしく、素泊まり。「ホテル龍泉洞愛山」の前にある「となりのみよちゃん」にて事前に夕食の準備をしておいてもらい夕食なのだが、夜間はスナックと化しており、他客のカラオケを聞きながらで、落ち着かない食事だった。

23:00、旅館に戻り風呂。松本・山口は細野部屋(一人一室だった)で飲みながら座談。

26:00、各部屋に戻り、消灯。
龍泉洞・水晶宮 龍泉洞・水晶宮 龍泉洞・水晶宮
撮影イメージのために照明を当てる山口 被写体イメージのために動く松本 浮いているトビムシ

15日7:00、起床。
夕刻まで暇なので、「明神穴」測量部隊を襲撃し、昼より「明神穴祭り」なる地域のBBQが開催されるとのことなので、昼食も兼ねて行くことになった。

9:30、葛巻町に移動し、明神穴測量部隊の宿泊地を襲撃。細野は初めての「明神穴」であるため、ファンケイビングを行うことにした。

10:30、「明神穴」洞口到着。入洞開始。
狭い空間が幾度となく続くが、所々入り組んでいたり、コウモリも確認できた。「一緒に少しでも測量していきますか?」の声は無視して、さっさと出洞。約1時間だったが最奥まで行き、十分楽しめた。

11:45、台風18号の影響か雨が強くなる中、地元の方々と屋根としての特大ブルーシートを張る手伝いを行ったり、BBQの準備。

12:30、測量部隊が帰還。BBQが始まる。

14:30、お腹もいっぱいになり、ビールも飲ませてもらい満腹。本業へ戻るため、岩泉町へ戻るが、時間が早かったため旅館で仮眠。

17:30、豪雨のなか入洞準備。

18:30、入洞開始。「白亜の議事堂」上部で千葉・山口が開拓したトラバースを渡る。
今回の活動では龍泉洞職員の八重樫薗さんも参加。トラバースを渡るところまでということで連れて行ったがやはり初心者。往復だけで相当な時間がかかった。

22:00、松本・山口・細野は不完全燃焼のまま出洞。山口は翌日急遽仕事が入ってしまったため帰路に着く。

22:30、前日同様「となりのみよちゃん」にて夕食。

23:30、旅館に戻り風呂。松本と飲みながら、今後の龍泉洞活動のアピール方法や進め方を話し合う。
また、10月の撮影本番の時に前日入りして他の穴へ遊びに行く計画等、楽しむ策を講じていた。

26:00、各部屋に戻り消灯。
明神穴周辺 車門公民館
洞口付近での着替え 明神穴への入洞開始 明神穴祭りのBBQ準備

16日8:00、起床。荷物をまとめ、チェックアウト。龍泉洞事務所へ挨拶に行き解散となった。松本車でJR盛岡駅に向かう。

11:30、盛岡市内に到着。じゃじゃ麺「白龍」で昼食。細野にとって2回目のじゃじゃ麺だったが感想は…「良さがわからない」だった。山口曰く「3回食べたらわかります」だと。

12:00、松本と解散。東北新幹線にて南下。北上して来る台風18号と仙台駅付近ですれ違う。途中停車・低速度運転とはなったものの予定より25分の遅れだけで済んだ。

18:00、細野帰宅。


今回の活動は10月15〜16日に行われる撮影の下見だったのだが、松本・山口と今後の龍泉洞調査の方法と方向性を話し合える良い機会でもあった。
撮影本番時は、撮影サポートとは別に数日前より現地入りして、他の穴に入ろうという計画を進めている。(文責 細野誠)


「活動報告」に戻る
 次の「個別活動報告」へ進む TOPへ戻る

2013 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp