タイトル | 地底旅団ROVER元老院第276回CAVING | ||||||||||||
サブタイトル | 穴納めは総延長50mの横穴だぜぇ〜 at 奥多摩町・不老鍾乳洞 | ||||||||||||
分 類 | ファンケイビング | ||||||||||||
入洞洞窟 | 不老鍾乳洞 | ||||||||||||
日 程 | 2012年12月2日(日) |
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参加者 | 脇海道、木嵜、千葉の、村野て、浅倉 以上5名 | ||||||||||||
前日、奥多摩町「氷川キャンプ場」にて地R元の忘年会を行った。偶然にも、東京スペレオクラブも同日程で行っており、しかも数あるバンガローの中で隣同士だった。朝4時頃まで両クラブ選抜メンバーで飲み明かした後の2012年最後の活動である。 2日10:00、チェックアウトにあわてて片付けを終え、東京スペレオクラブのメンバーと地R元離脱メンバーと解散。 千葉・村野・浅倉・脇海道・木嵜は、千葉車と村野車で不老鍾乳洞へ向けて出発。村野車は忘年会の為に持ってきた石油ストーブから石油が漏れ悲惨な状態。石油の臭いが半端なく、窓全開で寒さと臭いとの格闘ながらの移動となった。 11:00、農大演習林へと延びる不老林道を通り、ナビの案内で不老鍾乳洞付近に到着。 入洞準備開始。すると、様々なハプニング発生。千葉の胴回りがパンパンでぽにょ疑惑。ちひろのヘッドライト:デュオが接触不良で不点灯。サブライトもつかず、千葉のライトを借りて入洞することに。挙句の果てには村野のつなぎ、ライト、あらゆる物が石油まみれ!少し離れていても強烈に臭う。そして寒い。 11:30、アプローチ開始。全員初めての穴だったので、パイオニアケイビングクラブに頂いた情報を元に洞口を探す。 急斜面を千葉・村野・脇海道は難なく降りるが、浅倉・木嵜は悪戦苦闘。浅倉は足を滑らせ、大量の落ち葉を引き連れて緩やかに滑落。結果的に良い場所に到着したが、それを見たちひろは一旦心が折れ、待機しようかと皆を見送る。しかし、ヘタレのまま穴納めは出来ないと降りる。洞口を探し当て、みんなより少し遅れて入洞開始。 12:00、思いのほかアップダウンがある狭い洞内を進み、ヤスデ採取中の脇海道と合流。木嵜はもう来ないと思っていた脇海道は、遠くから聞こえる声を幻聴かと思いビビっていた。 浅倉・脇海道と一緒に洞奥へ。浅倉は「大断層」と呼ばれる40度傾斜面を登れず苦戦。まるで小袖鍾乳洞にある「ナリサワスロープ」の縮小版の様だった。先に脇海道海道・木嵜が登り方の見本を見せつつ最奥へ。千葉・村野と合流。最奥まですれ違える場所がなく、男通しで絡みあって悶絶。 さらに写真撮影では、落ちないようにと脇海道は村野の上でプルプル震えていた。ここでも村野の石油臭は最強の凶器である。 最奥にはすごい綺麗なホールや地底湖があると、みんな口を揃えて言う。とても通れそうにないが、半信半疑で何度も聞くも、みんな口を揃えてあると言う。みんなはこの幅20pもない狭洞を通れるスキルがあるのかと思い、凹みながら穴を覗く。白い壁が見えた・・・と思う。 13:00、とりあえず、最奥から小ホール「一息の間」へ戻る。浅倉だけは最奥につかず、妙な所からひょっこり登場。 唯一立つことの出来る「一息の間」で記念撮影。ヘッドライと消した途端に、みんなモゾモゾ。カメラのタイマーが作動し暗闇で格闘。ここで撮った写真を再生し大爆笑。ちひろの恥ずかしい写真がまた一枚。トホホ。 女性をこんなに辱めるなんて、地R元を辞めてやるー!と心に誓う。 洞内には二次生成物として「カーテン」「洞窟珊瑚」が見られた。「大断層」の帰りは滑り台みたいで楽チンで楽しかったが、その他に大きな見所はなかった。 13:30、全員出洞。急斜面をトラバースしながら登る。登っているとき50cm位ある石が落石。木に当たって粉々。あれが当たったらと思うと恐ろしい。そして寒い。 14:30、林道へ戻り、着替え終わった後、宮野原からの忘年会の差し入れの「なんじゃこりゃ大福」食す。中にはチーズ、いちご、栗が入っていてボリューム満点。千葉はチーズが硬すぎると文句。 洞穴の感想を言っていると、最奥にはやはり何にもなかったことが判明。心の眼で見えたあの白い壁はいったい・・・?? いつもいじられる木嵜は地R元を辞めると宣言するも、手切れ金100万を要求される。怖い。また来年も続くのかな。トホホ・・・。早く女性入らないかな。 15:00、車で不老林道の終点へ。脇海道・村野は「熊穴」を探しに行き、大よその場所を確認してきた。出発。 「デニーズ 東青梅店」へ。遅めの昼食をとり、年賀状書きを行う。 ここで村野離脱。 16:30、千葉車でJR谷保駅まで送ってもらい、解散となった。 今年も無事怪我も事故もなく終えることができた。忘年会と穴納めセットはなかなか楽しい。今年実現できなかった活動は来年やれる様にしたいと思う。穴自体は決して楽しくなかったが、それでも穴に入っていると自然と笑ってしまう。やっぱり穴が好きなのだと再確認した穴納めとなった。(文責 木嵜ちひろ)
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