タイトル | 地底旅団ROVER元老院第260回CAVING | ||||||||||||||||||||
サブタイトル | 第7次小鹿野町二子山東岳洞穴調査 | ||||||||||||||||||||
分 類 | 調査ケイビング | ||||||||||||||||||||
入洞洞窟 | 狐穴 | ||||||||||||||||||||
日 程 | 2011年7月31日(日) | ||||||||||||||||||||
参加者 | 千葉の、村野て、脇海道 以上3名 | ||||||||||||||||||||
東京都西多摩郡檜原村における「第2次檜原村北秋川惣角沢洞穴探査」「第3次檜原村惣角沢の穴調査」の予定であったが、荒天により、現場判断で埼玉県秩父郡小鹿野町での報告書用情報収集活動を急遽行うことにした。 6:30、JR立川駅南口ロータリーにて千葉・脇海道が合流。車両は相変わらず千葉の代車「ミニカ・グッピー」である。狭い。 7:00、JR拝島駅南口にて村野が合流。曇天の中、現地へ向けて出発する。 7:30、セブンイレブンあきる野戸倉店にて昼食購入。 ここからドライバーは脇海道に交代。少々不安なハンドルさばきである。次第に雨が降り始め、雨粒も大きくなっていく。 8:00、奥多摩周遊道路「都民の森」に到着。大降りの雨に霧。天気予報を見ると、いつの間にやら夜まで雨天となっている。しばしベンチで協議。今回の活動は地上測量や新洞探査のため、中止を決定する。 洞穴は逃げない。再び協議。そうだ、小鹿野町へ行こう。 8:30、奥多摩周遊道路「都民の森」出発。奥多摩湖側へ下り、名栗経由で秩父へ向かう。 10:00、秩父市内に到着。「ブックオフ秩父上野町店」へ立ち寄り、洞穴につながるローカル本が無いか確認。「四季の彩り 秩父路の民話」の一編に二子山の洞穴話があることを見つけ、900円で購入。 11:00、小鹿野町役場に到着。お目当ては1/10,000地形図である。1枚300円で3枚購入、これで小鹿野町エリアは全てカバーできる。
11:30、町役場を出発。つい最近、フジテレビ系列「SMAP SP慎吾&ザキヤマの〜! おじゃマップ2時間スペシャル!!」にて紹介された町並みを楽しみながら次の目的地へ。すると、日曜日休業と思われていた食事処「鹿の子」に暖簾がかかっていた。ここで小鹿野町名物「わらじカツ丼」での昼食。これまでのどこの店よりも肉厚で、胡椒が強い。地R元的ランク第2位となる。 脇海道は、カツ1枚を蓋によけてから食べるという「わらじカツ丼界の常識」を知らず、店員にから指摘を受けて恥をかく。 12:30、「鹿の子」出発。 12:45、合角ダム近くにある「倉尾ふるさと館」に到着。資料を探しに立ち寄ったのだが、館内は無人。資料室は鍵がかかっており、展示室は合角ダム水没地域の資料のみ。トイレを借りて移動する。 13:00、長久保地区の新井家に到着。新井万造さんは小鹿野町藤倉地区洞穴探査(1997〜98年)にてお世話になった洞穴地権者である。13年ぶりに訪ねてみると、4月に大病を患って退院したばかりで痩せていた。入院時の話で盛り上がり、最後に二子山の洞穴情報収集をお願いして立ち去る。 14:00、怪しい記憶のもとに付近の「狐穴」を探索。まだあった。洞口前の道路は整備中であった。速やかに離脱。 14:30、「毘沙門水」に到着。ここは石灰山「白石山」から引いてきたカルスト湧水である。一口飲んで移動。 14:40、強矢地区に到着。ここは「強矢のコウモリ穴」があるらしい。聞き込みをしようと思うが、人影は屋内外ともになく露頭を確認して離脱。また来よう。 15:00、両神薄地区にある「小鹿野町立図書館」に到着。司書に二子山の洞穴に関する資料を探していることを伝えると、特別資料室に通していただく。 「二子山の水天宮の岩穴」「強矢のコウモリ穴」「井戸沢の金掘り穴」「ヘビ穴」「七穴」という記述を見つけることができたが、それ以上の情報は得ることができなかった。その代わりに小鹿野町文化センター職員の方を紹介していただく。 17:00、図書館を出発。 17:10、小鹿野地区の新井家に到着。新井忠雄さんは小鹿野町藤倉地区洞穴探査(1997〜98年)にてお世話になり、二子山の洞穴に関して情報を頂いた小鹿野町元職員の方である。お茶を頂きながら調査状況を説明、古老2名を紹介していただく。やはり二子山に関して知ってそうなのは、旧藤倉村地区である。 18:15、新井家を出発。 20:30、東京都瑞穂町にて村野分流。 21:00、JR立川駅にて解散。 急遽行った小鹿野町調査であったが、なかなか充実した活動であった。(文責 千葉伸幸)
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