タイトル | 地底旅団ROVER元老院第216回CAVING | ||||||
サブタイトル | 窟(あな)の下のエビョ at 浜松市・鷲沢ドリーネの穴 | ||||||
分 類 | 調査・訓練ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 鷲沢ドリーネの穴 | ||||||
日 程 | 2008年8月22日(金)〜23日(土) | ||||||
参加者 | 千葉の、細野、小野学、藤田絵梨子(以上、パイオニアケイビングクラブ) 以上4名 | ||||||
日本洞窟学会第34回大会(浜松大会)の巡検洞のひとつとして、竪穴「鷲沢ドリーネの穴」があった。この洞穴には新種であろうメクラヨコエビが棲息しているとの情報があり、それでは巡検によってヨコエビの棲息地が踏み荒らされる前に捕獲しようということで企画された。 また、同時に竪穴初心者である小野・藤田の竪穴実戦訓練も兼ねることにした。 22日16:30、千葉が日本洞窟学会評議員会を終えると、メンバーはすでに大会メイン会場である引佐多目的研修センターに到着していた。 今回は全員初入洞ということで洞口位置がわからないため、大会副実行委員長である牧野さんに案内を依頼。これで一安心である。 17:30、引佐多目的研修センターを出発。草木が張り出し、狭く曲がりくねった道を進む。小野さんは車が傷ついて悲しそうである。 18:00、現地付近に到着。まずはみんなで洞口確認へ。ドリーネ底に開いているとばかり想像していたのに、平地面に直径1.5mぐらいの穴が開いていた。・・・何故にドリーネの穴なのか? そもそも、なんか不自然な洞口である。ディギングして確保した洞口なのかもしれない。 18:30、小野さんは牧野さんを宿舎へ送るべくトンボ帰り。他の3名はその間にのんびりと入洞準備を行う。 19:15、小野さんが戻ってくると同時に千葉・細野は洞口へ出発。少し遅れて、小野・藤田も洞口へ向かう。 20:00、細野がリギングを開始。その間、地上の3名は蚊取り線香を焚きながら談笑。 20:40、細野から到着コールがかすかに聞こえた。2ndとして千葉が入洞、リビレイのたるみを増やし、デヴィエーションを追加した。 21:30、藤田さん入洞。降りてくるあいだ、千葉・細野はヨコエビポイントを探しに行く。ちょっと見ただけでヨコエビが複数確認できた。10匹というノルマは達成できそうである。 22:00、小野さん到着。みんなで本格的にヨコエビすくい開始。千葉はヨコエビを泳がせてすくい取る。藤田さんと小野さんも最初は手間取っていたものの、徐々にコツをつかみ、あっという間にノルマ達成。金魚すくいより面白い。絶滅しても困るので、ほどいいところで終了した。 22:30、上流部を探索して二次生成物を観賞。まだまだ延びていそうな雰囲気ではあったが、眠たくなってきたので撤収する。 23:00、千葉・藤田・小野の順で登り開始。千葉・藤田は一足先に下山する。 24:00、細野がデリギング開始。 24:30、細野が出洞して撤収作業を行い、急いで銭湯へ向かう。 25:30、サンストリート浜北内の銭湯「薬石汗蒸房 風と月」に到着。しかし、入泉手続きは25:00まで(営業は〜26:00)。なんとかお願いして入れてもらう。感謝である。 26:00、隣接する「西友 浜北店」で夕食の買出し。ビールとツマミ、朝食用のフルーツ盛り合わせを購入。 26:45、竜ヶ岩洞付近にあるカラオケホール控え室(宿舎)に到着。藤田さんは就寝したが、男のプチ飲み会が始まるのであった。 27:30、消灯。明日から日本洞窟学会大会の始まりである。(文責 千葉伸幸)
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