タイトル | 地底旅団ROVER元老院第181回CAVING |
サブタイトル | 奥多野かんな姫計劃・第9次神流町旧万場地区洞穴調査 |
分 類 | 調査ケイビング |
入洞洞窟 | コウモリ穴、南コウモリ穴 |
日 程 | 2006年10月29日(日) |
参加者 | 星野、村野、千葉、黒田 以上4名 |
2000年から発動した奥多野地域調査「奥多野かんな姫計劃(プロジェクト)」。2005年6月に「奥多野かんな姫計劃報告書1
群馬県多野郡神流町 立処山洞穴地域調査報告」を発行、第1章立処山地域を終えることが出来た。引き続き第2章を開始、対象地域は旧万場町地区、持倉地区など神流町残地域及び旧鬼石町地区となる。 本活動は、塩沢地区の「コウモリ穴」測量及び「南コウモリ穴」補足スケッチを目的として企画された。 6:00、東京府中発。準備万端だと思いきや、黒田がヘルメットを忘れた事を思い出す。が、何とかなるさ〜とスルー。 7:00、村野合流。現地までの道中、メットを忘れた黒田が今度は極度の車酔い。今日は厄日か・・・? 村野もつられて車酔いである。 9:30、「コウモリ穴」到着。入洞準備を始める。 10:00、スケッチ千葉・コンパス黒田・メジャー村野の体制で測量開始。まず最初に、洞外からの第3洞口の確認作業に入る。第3洞口は竪穴で、洞内からは容易に確認ができるのだが、山中のどのあたりに開口しているのか確認ができていなかったためである。 第2洞口から出洞して山中を探索する事約20分。藪の中にやっと第3洞口を確認。山中に突然ぽっかりと開口しているので、かなり危険ではある。ここからメジャーを下ろして竪穴部の距離を計測すると、高低差は11mであった。その後は洞内に戻り、主洞部の測量を行う。 星野は単独で「南コウモリ穴」の補足スケッチを午前中いっぱい行った。 12:30、昼食後に平面スケッチ千葉・断面スケッチ黒田・コンパス村野・メジャー星野の体制に変更し、測量を再開する。メジャー初挑戦の星野は、手順やコツがわからずに罵倒される事もしばしばであったが、これからスキルを磨いていけば伸びるであろう。スケッチを分担したため時間的に余裕ができた千葉・黒田は、終始「花の子ルンルン」の替え歌を歌い続け、その様を村野が冷ややかに見ていた。これが地R元測量お決まりの構図なのである(笑)。 途中、大量のコウモリグアノがあったので、吸虫管を使って3種類の生物を採取した。そして、目標の第3洞口までの接続を終えたところでタイムアップ。予定通り、18:00までぶっ続けで測量した事になった・・・(;´Д`) 18:30、現地出発。車内でフィギュアスケートGPシリーズを鑑賞しながら帰途へつく。 19:30、秩父市内のレストラン「みのり」にて夕食。イマイチな味付けに「次は無い」と全員が固く誓う(笑)。 その後はフィギュアスケートや映画:亡国のイージスを鑑賞しながら、そして黒田は再び車酔いをしながら、22:15に東京府中着。解散となった。 今回は毎度お馴染みの測量メンバーだったので、手間取る事が少なかったと思う。次回は支洞部・ループなど細かい箇所が主となるので、誤差のないようにしっかりと測量していきたい。 今回の「コウモリ穴」測量距離は64.3m。トータル基線距離83.4m・高低差20.6m。(文責 黒田さち子) |
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