タイトル | 地底旅団ROVER元老院第150回CAVING | ||||||||
サブタイトル | 穴単価5万円への挑戦 at 西予市・竜王洞 | ||||||||
分 類 | 合同・ファンケイビング | ||||||||
入洞洞窟 | 竜王洞 | ||||||||
日 程 | 2005年4月8日(金)〜10日(日) | ||||||||
参加者 | 千葉、関治、川口美智久、中西博己(以上、京都ケイビングクラブ) 以上4名 | ||||||||
また、東京から単独参加となるため公共機関利用、一穴50,000円を目指しての活動となった。 8日21:00、新幹線のぞみで東京駅発。日頃、車両で移動しているため、飲んでいれば到着するということでご機嫌である。間違って喫煙車に乗ってしまったため、燻されながらもビール500ミリ2缶で京都駅到着。 24:00、烏丸線国際会館駅で関さんと合流。京都に就職した宮野原@地R元も迎えにくる。関邸にて穴ネタで飲み会を開催。3歳の娘を吊している写真を見て苦笑。 26:30(2:30)、宮野原をこづきながら消灯。 9日5:00、起床。本当に寝たんだろうか?川口君・中西君と合流、宮野原を残置、一路四国へ向かう。恐ろしいほどに穴ネタが尽きない。楽しい。 13:00、瀬戸大橋を渡り、松山市内で買い出しをした後、四国カルスト到着。すぐさま地主さんに挨拶、入洞準備を行う。 14:00、入洞開始。と言いたいところだが、現地には洞口がなかった。我々は初見なのでよく分からないのだが、関さんは少し焦っているようだ。よく観察してみると、ドリーネ縁の露岩が崩落、見事に洞口を塞いでいるらしい。運良くはまってはおらず、関パワーで開口。「入洞中に塞がれたら「仄暗い水の底から」だね」と冗談を言いながら入洞。とはいえ、冗談じゃないよなぁ。。。 リギング関、2nd川口、3rd中西、しんがり千葉の順に進む。関さんのリギングは手際よく、待たされた感なく先へ進む。8ピッチとも11ピッチとも言われているが、これはラダーの場合であり、SRTでは5ピッチで最深部となる。 1ピッチ−3m、2ピッチ−45mと降り、−53m地点に到着。 すると、洞壁にはキクガシラコウモリ10頭とテングコウモリ10頭がいた。コクキガシラコウモリならいざ知らず、狭洞部を経てこの地点まで降りているのは初見である。 3ピッチ−13mを降り、4ピッチ目をリギングしている間、次週人工登攀アタック予定の支洞を見学する。崩落岩の通路を進むと、微水流のあるホールに出る。正面上部+5mには開口部があり、滴下水が確認できる。洞壁も安定しており、比較的登りやすそうである。 4ピッチ−70m、5ピッチ−25mと降りて−160m地点に2時間で到着。一応、最深部まで行き、「竜王洞」を満喫する。楽しい。 17:00、ラーメンやフルーチェを食べ、談笑してから、出洞を開始する。デリギングはしないので楽である。3ピッチ、2ピッチで写真撮影を行っているとウサギコウモリ確認。やはり高地の洞穴ということを意識する。 19:30、出洞。予定より4時間も早く、地主さんへ出洞連絡も済ませる。近隣の牧場主さんとも遭遇、ヒキガエルを蹴り転がしながら会話をする。 20:30、霧の中、幕営地を求めて四国カルストのどこかへ移動して焼肉大会。楽しい。 22:30、消灯。 27:00(3:00)、いつの間にか横殴りの雨が降っており、フライ張りを怠ったため、テント内が浸水し始める。滴下水と思えば気にならないので、再び消灯。 10日7:30、起床。撤収後に下山開始。活動が前倒しになったため、温泉へ立ち寄ることにする。 9:30、道後温泉到着。3年前に入れなかった本館に入泉。楽しい。その後、関さんにいよかんソフトクリーム、ぬれおかきをご馳走してもらい、愛媛を満喫する。 17:00、京都駅にて解散。間違って新幹線のぞみグリーン車両という最高値を選択、生八つ橋と京野菜の煮付けを肴にビール500ミリ3缶で東京駅到着となった。 「寒い穴」と聞いていたものの、それは入洞時期の問題のようで、今回寒さは全く感じなかった。 目指した一穴50,000円は、関さんらのはからいで活動費軽減。よって、一穴43,000円にとどまった。 とにかく終始楽しい活動であった。(文責 千葉伸幸)
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