タイトル | 地底旅団ROVER元老院第129回CAVING | ||||||
サブタイトル | SRT訓練 at 日立市・大久保の風穴 | ||||||
分 類 | 合同・訓練ケイビング | ||||||
入洞洞窟 | 大久保の風穴(風穴鍾乳洞) | ||||||
日 程 | 2004年6月27日(日) | ||||||
参加者 | 村野て、酒井、千葉、鈴木、白井正人、木嵜ちひろ(以上、東京農業大学探検部) 以上6名 | ||||||
酒井・村野のリギング訓練、鈴木のプレ・リギング訓練、今夏の調査活動「第12次沖永良部島洞窟探検隊」に参加する白井・木嵜(東京農大探検部)へのSRT基本訓練、酒井と農大隊の親睦を目的として企画された。 9:30、「大久保の風穴」到着。 ロープチェックを行い、村野・酒井・鈴木が先に入洞。農大組は千葉指導のもと、洞外で装備の付け方、使い方、注意点等を学ぶ。 10:30、村野は「六畳の間」で基本訓練用のロープをセット。酒井は第1ピッチをリギングする。 12:00、千葉・農大組入洞。「六畳の間」で昇降訓練、リビレイやディビエーションの通過を学ぶ。千葉の講習に対して飲み込みが早い白井に対して、木嵜はチェンジオーバー時のハードロックに何度もつまずき、最終的に千葉に頭を捕まれ揺すられていた。 酒井も第1ピッチで苦労し、トラバースラインは張ったもののリタイヤ、村野にバトンタッチする。村野は息を切らしながらも2回目となるリギングを張りきる。 15:00、基本訓練を行っていた白井が千葉より合格認定されたため、第1ピッチを降りることにする。村野・白井・酒井・鈴木の順で降りたが、白井は初めてだからか、怖いと何度も言っていた。あんなに焦っている白井を見るのは初めてかもしれない。 15:30、4人全員が降下後すぐに引き返す。デリギングを行っていた酒井は、千葉よりロープ撤収というイジメを受け、第1ピッチ下より悲痛な叫び声が聞こえていた・・・。 16:30、当初の予定だった「諏訪の水穴」へは行かないことになり、全員出洞後装備洗い。冬に比べるとロープ洗いが全く苦にならない。 17:30、「大久保の風穴」出発。 18:00、はぎ屋旅館で入泉。ここは海藻カジメが浸った「かじめ湯」が有名である。いつの間にやら恒例となった「カジメ喰い」を選ぶため、エレベーター内で全員ジャンケンを行い、村野と鈴木が負け残る。決着は風呂の中で行われる。最終的に村野が初カジメ喰いを行う。きっと大腸菌の固まりであろう。 19:00、はぎ屋旅館出発。夕食を食べる所を探すがめぼしい所が見つからず、守谷のイタリアンレストランに向かう。レストランはインターチェンジから予想以上に遠かったが料理はおいしく、途中から中野も合流してビール、ワインを次々に注文する。 22:00、守谷出発、解散。 沖永良部に行く農大組との親睦も兼ねた今回の企画だったが、合同という形は取らず農大は沖永良部隊として参加することになった。 また、リギングは実践が一番の訓練になるということが痛感させられた。今後もSRTを使う企画があった場合は積極的に参加するようにしたい。(文責 鈴木達朗)
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