タイトル | 地底旅団ROVER元老院第107回CAVING | ||||||||||||
サブタイトル | 泡沫的穴単価 at 住田町・大岩の岩穴 | ||||||||||||
分 類 | 合同・ファンケイビング | ||||||||||||
入洞洞窟 | 大岩の岩穴(大祝洞)、関谷洞窟、滝観洞 | ||||||||||||
日 程 | 2003年8月23日(土)〜24日(日) | ||||||||||||
参加者 | 千葉、黒田、菊地敏雄、松本力(以上、東山ケイビングクラブ)、松本真理子、松本晶、松本真 以上7名 | ||||||||||||
東山ケイビングクラブによる、1979年作成測量図「大岩の岩穴」の確認に便乗させてもらうことにした。 23日21:00、千葉・黒田は東京出発。 24日10:00、東山ケイビングクラブとの合流地点である岩手県住田町に到着。 集合時間よりも1時間ほど早く着いてしまったため、隣町の遺跡洞「関谷洞窟」へ向かい、時間調整を行う。 11:00、東山ケイビングクラブと合流。先月一緒に活動したばかりなので(そして翌月にも会う)、改めて挨拶することもなく移動開始。 林道終点にて準備をし、松本母娘はその場に残置してアプローチを開始する。 11:30、「大岩の岩穴」入洞開始。 洞口は幅20m、高さ15m、奥行き25mぐらいだろうか、想像以上に大きい。遺跡洞には指定されていないとのことだが、過去に数点遺跡物が収拾されたとのことである。本格的調査を行えばかなり有望であるに違いない。素人感ながら、そんな印象を受ける居住域としては快適な洞口部である。 まずは「左洞」に入洞。キクガシラコウモリが乱舞する。 続いて「右洞」へ向かう。−13m「縦穴」には、フリー昇降も可能であったが、折角持ち込んだのでラダーを一応セットする。 下層レベルに到着。2つのプール「地底湖」を確認、1つはサンプが続いており、技術があれば探険可能な感じであった。 続いて「西本洞」へ進み、測図確認や洞内写真を撮りながら「大岩白亜」「崩落地帯」「二枚岩」「東本洞」と進む。「二枚岩」付近では明らかな測図違いが確認され、また「東本洞」では新通路が確認できた。 一足先に松本さんが出洞、続いてラダー撤収を行いながら千葉・黒田・菊地さんが出洞した。 16:30、着替え後、大洞地区へ移動する。黒田は初住田であったため、晶ちゃんの案内で「滝観洞」観光を行い、続いて付近を散策する。 18:00、住田町撤収。途中、菊地さんと分流。他の者は東北道・長者原SAへ進む。ここの名物舌塩丼を食べ損ね、失望のまま解散となった。 28:30(4:30)、睡魔にほぼ負けつつ、なんとか府中に到着。10時間もかかってしまった。 期待以上に変化に富んだ、楽しいマイナー洞穴であった。総延長415mということになっているが、再測量すれば倍近くにはなるのではないだろうか。 なお、交通費だけで@2万円の活動であった。う〜ん、バブリー。(文責 千葉伸幸)
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