体験ケイビング参加者の感想
2002年7月13〜14日 奥秩父「石舟沢鍾乳洞」
体験ケイビング参加者:男性2名・女性4名
チーフリーダー:酒井智文
10代後半男性
山あり、滝あり、湖ありの盛りだくさんで、ものすごく楽しかったです。気軽に行けるような環境でないのが残念ですが、機会があればもう一度行きたいです。また、このように申し込んで行ったりするのもはじめての経験で不安もあったけれども、皆さん開放的でおもしろかったです。ありがとうございました。
◆懇親会に関して
お酒も入って面白かった。名前も覚えられたし、あれがなかったら少しドライな感じに思えたかも。
◆洞内に関して
ライトを消すと真っ暗で、他人はおろか自分の足から指先までなんにも見えなくて、暗闇と同化したみたいだった。細野さんに教えてもらった、出口が狭いこと狭いこと。前も見れないし後ろも見れない窮屈さが、想像以上で年甲斐もなくはしゃいでしまった。でもなんてったって滝が最高。いい意味で期待を裏切ってくれた。何度かバランス崩して危なかったけれどもその分、ものすごい 達成感があってよかった。一目見た瞬間に「無理だな」と思ったけどやってみるとなんとかなってしまったので自分で驚いた。
今回は、普段やることが出来ないようなすごい体験ができて本当によかったです。途中、何度かヒヤッとするようなこともあったけど、終わってみればそんなことがまた面白かった様な気がします。ほんとに今回、思い切って応募してよかったです。機会があったらまた今度、行って見たいです。ほんとうにありがとうございました。
20代前半女性
◆懇親会に関して
前の日の夜から、体験者の方や旅団の方と話す機会をもてて少しリラックスした気持ちで次の日に望めたと思います。とても楽しかったです。
◆洞内に関して
移動しているときはとてもおもしろかったです。でもやはり、体の使い方などが難しいと思いました。洞内の形などすごくきれいだなあと思いました。でも滝のところでは滝がすごい勢いで流れてて、ほんとにのぼっていくのかとても不安でした。あの時になにか一言どうやってのぼっていったらよいか、ロープはなんのためにはっているのか、などなんとなくはわかるのですが、説明をしていただければよかったなあと思いました。
20代後半女性
体験者以上に、スタッフの方々のほうが気を使われていたのではないでしょうか? でも、皆さんのおかげで、けがもなく楽しい体験ができたことは、とても感謝しております。本当にありがとうございました。
◆懇親会に関して
スタッフの方々の働きかけで、皆さんに馴染めました。まったく皆さんの事知らない状態で洞窟に入るより、懇親会に参加してからの方が、より信頼できますし、楽しかったのでよかったと思います。
◆洞内に関して
まず本当に参加してよかったと思います、あんなアドベンチャー体験は普通ではできませんしよい経験になりました。感想は洞窟に入る直前は、とってもウキウキでした。いざ入ってみると足場のないところを全身を使って登り、下を見れば水か流れているではありませんか、私は高所恐怖症なのですごく怖いと思ったのも正直な感想です。そして水量増えた滝に登った時、濡れるとは聞いたいましたが、もろ滝にうたれるとは思っていませんでした。また、増えたといわれても普段を知らないので登れたと思います。登ってみれば、苦労したかいがあって、澄んだ泉を見ることができました。とてもきれいでした。
帰るころになると私の体力も消耗気味で滝を降りる際、落下してしまいましたが、命綱があったので怪我もせずに無事に降りられました。つくづく、怪我もなく洞窟を出られたのも、スタッフの方のサポートがあったからだと思います。本当に感謝しております。ありがとうございました。
ガイドには登り方のついて書いてありましたが、洞窟内ではスタッフの方の見よう見まねでした。もし可能なら登り方など洞窟内で教えてもらえればよかったなと思いました。
20代後半女性
今回、地底旅団の洞窟探検に参加でき、皆様には大変感謝しています。皆さんのチームワークの良さと、人と人との輪をつくるテクニックの良さをぜひ参考にさせていただきたいと思いました。
また、洞窟探検は、私の人生の中で後々まで語ることの出来る有意義な体験となりました。単なるアウトドアースポーツと違い奥が深く、自然が好きな私にとって新しいジャンルの発見となりました。
また、日ごろのストレスを一気に吹き飛ばしてくれとても新鮮な気分で家にも帰ることが出来ました。と言うより、探検中にほかの事考えていたら、命が危ないかもしれませんよね?今振り返ってみると、探検中は楽しむ前に必死という感じでした。そんなに必死なのは私だけだったのでしょうか?(笑)今回このケイビングで体験した充実感と楽しさは私もより多く人達に味わってもらいたいと思っています。ですから、私も地元でひっそりと洞窟の良さを皆にアピールしてゆこうと思っています。あくまでもひっそりとですけど・・・・。
体験ケイビング後の温泉は、疲れもとれるし、メンバーの方とも親しくなれ、とてもよかったです。温泉に入る頃には既に筋肉痛が始まっており、よくマッサージしたはずなのですが、4〜5日間筋肉痛が続き仕事場では皆に‘マニアックなことしてるからだ’と、しばらくの間、マニア扱いされていました。あんなに筋肉痛が痛く、長引くのは初めてでした。
最後になりますが、たった一日の体験でしたが、とても楽しく充実していました。皆さん、本当にありがとうございました。
◆洞内に関して
もちろん最高に楽しかったです!洞窟の入り口に着いた時冷気が出てくるのを感じ、まず感動しました。寒いとは聞いていましたが、あんなに気温の差があるのにはびっくりでした。
で、洞窟に入る時かおりさんに、‘匍匐前進で入ってください’と普通に言われ‘いきなり匍匐前進ー!?’とちょっとびっくりでした。実は、事前に配られたプリントの中に匍匐前進の説明があり、いつやるのかと楽しみにしていたんです。しかも、本当はやる所なんて行かないのではないかとも思っていました。それがいきなり入り口からだったのでとても驚きでした。とてもマニアックだと思っていましたが、実際にやってみるとかなり面白かったです。私的に‘洞窟探検=匍匐前進’ぐらいツボでした。そのときは必死にやっていたので余裕がありませんでしたが、写真におさめておくべきでした(笑)。
洞窟内ではかおりさんのスマートなリードといさを君の見守りの中、安心して探検を楽しむことが出来ました。初めて洞窟内に入った私には、真っ暗で皆同じ道に見えるのに、かおりさんはスイスイと進んで行き、凄いなと関心していました。途中、ちょっと段差があるところでは、降り方をやさしくていねいに教えてくれ、歩くペースもはや過ぎず、進みやすかったです。
ただ、滝の所で途中までしか登れなかったのが残念で仕方ありません。無理かもしれないと思いながらも、酒井さんと中村さんにサポートしていただき途中まではがんばってみたのですが、やはり水圧に負けてしまいました。昔は運動には自信があったっだけに、体力の衰えに歳を感じさせられちょっとブルーでした。ケイビング前にジムにでも通っておけばよかったのかもしれません。いずれにせよ、あの滝の先にどんなものがあるのか自分の目で見たかったです・・・。またチャンスがあったらぜひ登ってみたいです!
それから、洞窟内では川の流れた後やサンゴのようなものが見れたりと、図鑑にもありそうな自然を目の前に出来、とても感動的でした。
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