洞穴名 |
龍河洞(りゅうがどう) |
所在地 |
高知県香美市土佐山田町逆川1424 |
アプローチ |
高知自動車道・南国ICより国道32号線を南下する。国道195号線を左折、10qほど東走する。鏡野公園手前を案内板に従って右折、4qほど進むと駐車場に到着する。そこより土産物屋を抜け、階段を登ったところに開口している。周辺図(google地図) |
管理状態 |
観光洞(龍河洞保存会 рO887−53−2144)
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縦断面分類 |
竪横複合型 |
規 模 |
総延長2300m 高低差99m(日本ケイビング協会〔1987〕:「日本の大洞窟」より)
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洞穴情報 |
非常に古くから知られていた洞穴で、承久の乱(1221年)の後、この地に流された土御門上皇がこの洞穴を訪れたという伝説がある。
1931年の観光化。当時は「記念の滝」までの約400mの公開であったが、山内浩、松井正実両氏の探検により、滝の上流に二次生成物が豊富な洞穴が続くことを発見。その後、弥生時代の穴居跡および土器などが次々と発見され、学術的に貴重な大洞穴であることが明らかとなる。現在では約1kmが観光化されており、高さ約11mの巨大鍾乳石「天降石」を始め、フローストーン「音無の滝」、カーテン「シャンデリア」など、無数の二次生成物群が目を楽しませてくれる。特に先住民族が置き忘れたという「神の壺」は必見。3分の1ほどがフローストーンで覆われた弥生式長頚土器が見学できる。
1999年には新たに「冒険コース」がオープン。これは観光コース内「前の千本」から分岐し、「神の壺」で再合流する全長約200mの無照明コースで、ガイドが同行するスタイルで各自照明を持って入洞する。前日までに予約が必要で、午前と午後の1日2回開かれる。二次生成物は多くは見られないが、簡単な狭洞通過や段差通過を体験できる。
2019年には洞内施設をリニューアル、電子案内板やカラフル照明、ホール「七福神の館」にプロジェクションマッピングが追加された。
国指定史蹟・天然記念物。
入洞料金1200円、冒険コース+1000円(ヘルメット、ヘッドランプ無料貸与)、つなぎ+長靴貸出料1000円。(文責 村野哲雄・千葉伸幸)
龍河洞ホームページ
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入洞者 |
千葉、大池、宮野原、村野て、春山 |
最終入洞日 |
2019年8月18日(千葉)
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あそぶ |
龍河洞博物館:龍河洞に併設。無料。一般洞穴学から龍河洞詳細まで知ることが出来る。
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たべる |
レストランゆず庵:高知市大津甲、国道32号線沿い。店内外がカオスだが美味しい。
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いやす |
龍河温泉:日帰り入浴可。200円。JR神俣駅付近。お湯の成分が良い。рO247−78−2010
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