洞穴名 |
滝観洞(ろうかんどう) |
別 称 |
風吹き穴・大洞の岩窟・大洞の洞窟
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所在地 |
岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298-81 |
アプローチ |
釜石自動車道・滝観洞ICより県道167号(釜石住田線)を東へ進むと、JR釜石線上有住駅の先に開口している。周辺図(Googleマップ) |
管理状態 |
観光洞(滝観洞観光センターрO192−48−2756)
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縦断面分類 |
横穴 |
規 模 |
総延長4842.4+m 高低差115.4m(東京スペレオクラブ〔2011〕:「東京スペレオクラブ10周年記念誌」より)
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洞穴情報 |
1868年前後に炭焼職人によって発見され、1950年国鉄釜石線の鉄道工事により現在の洞口に変更された。1966年に「東海大学探検会」が天の岩戸の滝(+29m)の人工登攀に初成功、1969年に観光化、1977年に松竹映画「八つ墓村」のロケ地の一つにもなった。その後、秋田大学ケイビングクラブや明治大学地底研究部が人工登攀に成功し(アンカー増し打ち)、2002年にプロジェクトギャラクシー活動の一環として新ルート工作された。
洞内に入るにはヘルメットが貸与され、希望者には長靴や合羽も貸し出される。人工洞口は天井高が低く、洞内も観光路の天井高が低い箇所が随所ある。二次生成物はあまり見られず、メアンダートレンチの中をひたすら進むことになるが、過去の水流も観察でき興味深い。観光最奥部には落差29mの「天の岩戸の滝」があり、洞内滝日本一の景観と言っても過言はないであろう。
滝より奥(上)は再びメアンダートレンチが続き、「重義の滝」を人工登攀するとプール「無限の泉」となる。ここより上層にも空間が続いており、今後の探険が期待される。
入洞料金1100円。(文責 千葉伸幸)
住田町ホームページ(滝観洞)
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入洞者 |
千葉の、千葉さ、細野、芦田、家崎、有馬 |
最終入洞日 |
2023年7月18日(千葉の、細野) |
み る |
鏡岩:住田町上有住字小松。古くから景勝地や信仰として親しまれた石灰岩壁。夏季にはライトアップされる。
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たべる |
滝観洞観光センター:「滝観洞」前。竹筒から流れ出る名物「滝流しそば」が食べられたが現在は休止中。2024年4月に復活予定。рO192−48−2756
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いやす |
しゃくなげの湯っこ 五葉温泉:日帰り入浴可。700円。六郎峠を越えて30分。大船渡市日頃市町。お肌つるつるのアルカリ性。露天風呂あり。рO192−22−5400
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