洞穴名 大穴鍾乳洞(おおあなしょうにゅうどう)
別 称

大穴・立石鍾乳洞・立石大穴鍾乳洞

所在地 福島県南相馬市鹿島区上栃窪立石  
アプローチ JR鹿島駅より県道草野大倉鹿島線を真野川溪谷・真野ダム方面へ進む。道路案内板に従い立石へ左折、そこより案内板に従って山中を登ると岸壁の基部に開口している。なお、他にも2ルートある。周辺図(マピオン地図)
管理状態 管理洞(許可必要=あぶくま・けいばぁず・くらぶ) 
縦断面分類 横穴
規 模 総延長2772.16+m 高低差66.8m(日本洞窟学会・日本洞窟協会・日本ケイビング協会〔1990〕:「福島県の洞窟」より)
洞穴情報 リムストーンプール「長寿の泉」古くから知られており、鎌倉時代には雨乞いの為に山伏が断食を行ったと言われている。1979年「ほら穴集団」により新洞部が発見された。
大きく分けると旧洞部と新洞部の2つにわけられるが、 メインは鉄柵の向こうの新洞部である。新洞部入口付近の狭洞はかなり狭く、通り抜ける人を選ぶ。「真野の峡谷」というクラックを過ぎると、メナシヨコエビの生息するリムプール「長寿の泉」が現れる。その神秘的な姿には圧倒されるが、プール縁は脆いので近づくべきではない。他にもこの洞穴では、数千匹のコキクガシラコウモリや、豊富な鉱物、サンゴの化石、様々な形態の鍾乳石などを見ることができ、学術的に非常に勉強になる。また、「紫紺の滝」ルート は狭洞部や落差など要注意箇所があるが、保存状態の良い洞内を楽しめる。
なお、新洞部は施錠されており、許可なしでは入れない。(文責 千葉さち子)
入洞者

千葉の、村野み、細野、酒井、横川、千葉さ、山下、大池、宮野原、村野て、星野、本田、高橋、木嵜、家崎

最終入洞日 2013年3月17日(千葉の、村野て、木嵜、家崎)
み る

立石:南相馬市鹿島区立石。地名の由来となった高さ16mの奇岩。その基部は数mの横穴となっている。

たべる

割烹総大将:JR相馬駅前。リーズナブルな料金で、ボリューム満点のスタミナ料理が食べられる。ノスタルジックな店内の雰囲気も良い。рO244−35−2827

いやす

「風穴の湯」:日帰り入浴可。500円。南相馬市鹿島区小池字宮前。内湯のみ。石灰岩から湧き出る鉱泉宿。穴の疲れを穴で癒す、これぞ真のケイバー。рO244−46−2774

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