洞穴名 |
大ガマタ沢・ケイ谷洞(おおがまたさわ・けいこくどう) |
管理状態 |
自然洞(許可不要)
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縦断面分類 |
横穴 |
規 模 |
総延長1041m 高低差50m(近藤純夫編〔1995〕:「ケイビング 入門とガイド」より) |
洞穴情報 |
1986年、「パイオニアケイビングクラブ」によって発見、ディギングをして洞口が確保された。
まずアプローチが大変である(=90分沢登りor斜面迂回が必要)。洞口は沢の源流部、山の斜面の中腹に位置し、三角形で小さく、はじめていくと発見しづらい。洞内はクレバスだらけで、チムニーを多用する。フリーでは危険度と度胸が大きすぎるため、最奥部へ行くためには、ロープやラダーを複数準備していく必要がある。二次生成物は比較的よく保存されており、最奥部「龍の泉」は必見である。アプ
ローチでの体力消耗、中途半端な洞幅、すべりやすい泥により、登り返しのチムニー等は見た目より手強い洞窟である。所用時間の点から現地での幕営などゆとりを持った計画が好ましい。
なお、アプローチ県道は降雪・決壊により通行止になることが多々あり、アプローチ林道は12〜3月通行止となる。事前に埼玉県秩父県土整備事務所・道路規制情報にて確認したほうが良い。(文責 酒井智文)
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入洞者 |
千葉、雨宮、小塚、細野、酒井、千葉さ、山下、中野 |
最終入洞日 |
2002年6月9日(千葉、細野、酒井、中野) |
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