洞穴名 素岩の穴(はだかぐらのあな)
管理状態

自然洞 

縦断面分類 竪穴
規 模

総延長141m 高低差87m(岩泉町〔1971〕:「安家石灰洞窟群調査報告書」より)

洞穴情報 洞口日本唯一といわれるV字型竪穴(洞口から最深部に到達すると、反対方向に登りとなる竪穴)である。

1970年に日本大学探検部により本格的調査が行われ、東北地方最深クラスの竪穴(−87m)であることが判明した。

洞口は沢に面した小岩帯基部に開口しているが、直径1mほどの竪穴状であるため、下から見上げたのでは確認しにくい。
洞穴形状は竪穴というよりも急斜洞といった方がイメージに合う。
洞内は二次生成物が少なく、全体的に狭くて地味であるが、飽和水帯で形成されたと思われる地形が観察される点は成因的に興味深い。
現在は最低部に小礫が堆積しており、通路が埋没している。(文責 村野哲雄・千葉伸幸)  
入洞者 千葉、千葉さ、村野て、細野、家崎
最終入洞日 2014年9月23日(家崎)

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