洞穴名 ちゃんから穴(ちゃんからあな)
別 称 珍空洞・チャンカラ洞・恐竜洞・仏岩鍾乳洞
管理状態 管理洞(許可必要=地主) 
縦断面分類 竪横複合型
規 模 総延長462.4m 高低差49.7m(地底旅団ROVER元老院ほか〔2005〕:「奥多野かんな姫計劃 群馬県多野郡神流町立処山洞穴地域調査報告」より)
洞穴情報

くもの巣ホール・フローストーン里人に親しまれていた洞穴で、1950年代には「立処鍾乳洞」と共に子供の遊び場として機能していた。
当時は間物沢川左岸を走る生活道(現:国道299号線)より山道を24m上がったところに第1洞口が開口していた。そこから約13mで竪穴部に到達、深度確認のために石を落とすと「ちゃんからちゃんから」と音がすることから、いつ頃からか「ちゃんから穴」と呼称されるようになった。
1984年には明治大学地底研究部が測量調査を行い、その数年後には道路拡張工事で洞口数が7ヶとなったため、2000〜01年に地底旅団ROVER元老院が再測量調査を行った。
現在は「キャニオンズ」が商業ケイビングを行っている。

洞内は全体的に乾燥しているが、フローストーン(右写真)や洞窟サンゴが見られる。ファンケイビングとしては周回ルートがあるが、高低差や崩落には要注意である。洞内からは月の輪熊など多数の骨が発見され、地主宅に保管されている。
第7洞口のみキノコ栽培のため入洞禁止となっている。(文責 千葉伸幸)

入洞者 千葉、雨宮、小塚、酒井、小園、細野、千葉さ、山下、中野、大池、村野て、本田、芦田、木嵜、浅倉、脇海道
最終入洞日

2014年5月18日(木嵜、芦田、浅倉、脇海道)

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