洞穴名 あぶくま洞(あぶくまどう)
別 称 あぶくま洞−大滝根洞−鬼穴、
釜山洞(あぶくま洞)・阿武隈洞(あぶくま洞)・大滝根洞(あぶくま洞東本洞)・達谷の窟(鬼穴)
所在地 福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
アプローチ 常磐自動車道・小町ICより、案内板に従って県道を北上する。JR神俣駅を過ぎたところで右折、駐車場より少し歩いたところに「あぶくま洞」が開口している。周辺図(Googleマップ)
管理状態 観光洞(あぶくま洞管理事務所рO247−78−2125) 
縦断面分類 竪横複合型
規 模 総延長4218.3m 高低差183m(丸井敦尚ほか〔2023〕:「福島県あぶくま洞における新型鍾乳石の発見」、日本洞窟学会・日本洞窟協会・日本ケイビング協会〔1990〕:「福島県の洞窟」より)
洞穴情報 パンフレット「あぶくま洞」は1969年石灰岩採掘場より発見、「大滝根洞」は1973年ドリーネより発見された。「鬼穴」は8世紀には確認されているようである。1973年に「あぶくま洞」が観光化され、1977年に第11次滝根石灰洞穴群調査隊により3洞が連結、1つのケイブシステムとなった。
「あぶくま洞」は観光化されており、「石化の樹林」「滝根御殿」など二次生成物が非常に発達している。近年は一部保存区が探検コースとして公開されるようになり、このコースでは心霊写真が撮られたこともある。なお、2001年には観光部がリニューアル、洞内照明が一新された。
「あぶくま洞東本洞」は以前「大滝根洞」と呼ばれた洞窟で、非観光部となっている。鉄柵が設置され入洞できない。
「鬼穴」は朝廷軍と戦った豪族・大多鬼丸が最後の砦として使用したという伝説が残る遺跡洞である。ホール「千畳敷」はグアノが堆積している。現在は鉄柵が設置され入洞できない。
福島県指定天然記念物(あぶくま洞)。
入洞料金1200円、探検コース+300円。(文責 千葉伸幸)

あぶくま洞ホームページ

入洞者 千葉、雨宮、酒井、小園、千葉さ、中野、村野て、春山、鈴木
最終入洞日

2003年1月19日(春山)

あそぶ 観覧車:あぶくま洞の脇。岸壁縁にある恐怖の観覧車。「日本一高い」とTOKYO FMで紹介された。
み る 仙台平:ドリーネなどカルスト地形が見学できる。
いやす 老人憩の家針湯荘:日帰り入浴可。500円。JR神俣駅付近。お湯の成分が良い。рO247−78−2010

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