山口県
洞穴名
景清洞(かげきよどう)
別 称
長生洞・景清穴・赤の穴
所在地
山口県美祢市
規 模
総延長約1600m 高低差?m
伝 承
平家大将「悪七兵景清」が隠れ棲んでいたという伝承がある。
通り抜けをする場合は「景清洞」から「三角田洞」が順序で、逆に抜けると災いが起こるという伝承がある。
備 考
平家武将「大庭景宗」がこの地に逃げ住み、息子「景清」がこの洞穴で武芸の稽古をしていたことにより「景清穴」と呼んでいたのが、「悪七兵景清」と混同されたのではないかという説がある。
観光洞。国指定天然記念物。
参考文献
日本洞窟学会・日本洞窟協会・日本ケイビング協会・山口ケイビングクラブ・秋吉台博物館 (1989) : 秋吉台の洞窟

洞穴名
大正洞(たいしょうどう)
別 称
牛隠し洞
所在地
山口県美祢市
規 模
総延長924m 高低差?m
伝 承
その昔、戦乱の折り、里人が牛を奪われるのを恐れて牛を隠したという伝承がある。
備 考

観光洞。

参考文献
山口県教育委員会・美東町教育委員会 : 案内板

洞穴名
兼清洞(かねきよどう)
別 称
サンガンの穴
所在地
山口県美祢市
規 模
総延長350m 高低差?m
伝 承
昔この穴は何処まで続いているか究めたいという人がいて、奥へ奥へむ3日3晩歩いてとうとう向こうに1点の明かりを見つけ、オーイ此処は何処かと尋ねた処、此処は伊佐の油屋の竈の口だといったので、また元行った道を引き返して帰って来たので、伊佐の油屋の竈の口に続いているとう伝説が云い伝えられていた。
備 考

信仰洞。

参考文献
山口ケイビングクラブ (1989) : 山口ケイビングクラブ会報第17号

洞穴名
観音窟(かんのんくつ)
所在地
山口県萩市
規 模
総延長?m 高低差?m
伝 承
今からざっと780年前、ここを先途と一門の運命を賭けた壇の浦の戦いに、敢なく潰えた平家一統の落武者たちは、われを勝ちにと落延び、ここ清宗・仮館一帯の峡谷の山襞に潜み隠れた。この一族のうち佐々連姫らの主従は、当時この観音窟を隠れ家とした。
備 考
佐々連洞と隣接。
参考文献
波多放彩・福栄村史編集委員会(1966) : 福栄村史
 

2001-2010 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp