栃木県
洞穴名
奥之院(おくのいん)
別 名
奥之院窟・出流鍾乳洞
所在地
栃木県栃木市
規 模
総延長43.6m 高低差16.2m
伝 承
天平時代(8世紀・奈良時代)の昔、下野(現栃木県)の国司(県知事位の役職名)であった若田氏高と妻女の明寿なる女人が子宝に恵まれなかったのを嘆いて十一面観世音菩薩(=石筍)に祈念したところが霊験あらたかに男子が授かったという伝承がある。
この一子が出流山開祖「勝道上人」である。
備 考
信仰洞。栃木県指定天然記念物。入洞禁止。
参考文献
出流山満願寺 : 案内板

洞穴名
源三窟(げんさんくつ)
所在地
栃木県那須塩原市
規 模
総延長約40m 高低差?m
伝 承
13世紀(鎌倉時代)、源三位頼政は戦いに敗れて宇治の平等院で戦死したが、その後、まごの伊豆冠者の有綱も鎌倉の戦に敗れてその身を此の洞くつに身を隠し、再び立ち上がる機会を待ったが、洞内より流れ出る滝水「米洗いの滝」にて米を研ぎ、その研ぎ汁が流れ出したために発見され、あわれな最後を遂げたという伝承がある。
備 考
観光洞。
参考文献
源三窟 : 案内板
 

2001 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp