福島県
洞穴名

大穴鍾乳洞(おおあなしょうにゅうどう)

別 名
大穴・立石鍾乳洞・立石大穴鍾乳洞
所在地
福島県南相馬市
規 模
総延長2772.16+m 高低差66.8m 
伝 承

13世紀(鎌倉時代)、日照り続きのために民は神に祈り雨乞いをしたが雨に恵まれず、日光院という山伏が洞内で断食をしたところ100日目に雨が降った。それ以来この洞穴に入ると必ず雨が降るという伝承がある。

備 考
管理洞。
参考文献
日本ケイビング協会 (1983) : JAPAN CAVING 通巻第53−54号

洞穴名

鬼穴(おにあな)

別 名
達谷窟
所在地
福島県田村市
規 模
総延長2600+m 高低差183m(鬼穴−あぶくま洞として) 
伝 承

8世紀(奈良時代)、豪族「大多鬼丸」が朝廷武将「田村麻呂」との戦時に食料・軍資金銀宝物を洞内に蓄え、最後にはこの洞穴から指揮をとった。戦いに敗れた「大多鬼丸」は、竪穴「釣瓶落とし」に金銀宝物を落とし、妻「幸姫」と共に自害したという伝承がある。

備 考
管理洞。
参考文献
博多信文 (1969) : 鬼穴物語 大多鬼丸
 

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