大穴鍾乳洞(おおあなしょうにゅうどう)
13世紀(鎌倉時代)、日照り続きのために民は神に祈り雨乞いをしたが雨に恵まれず、日光院という山伏が洞内で断食をしたところ100日目に雨が降った。それ以来この洞穴に入ると必ず雨が降るという伝承がある。
鬼穴(おにあな)
8世紀(奈良時代)、豪族「大多鬼丸」が朝廷武将「田村麻呂」との戦時に食料・軍資金銀宝物を洞内に蓄え、最後にはこの洞穴から指揮をとった。戦いに敗れた「大多鬼丸」は、竪穴「釣瓶落とし」に金銀宝物を落とし、妻「幸姫」と共に自害したという伝承がある。